彼の爪の先から流れたレクイエム

ひとつの風景。その時に鳴っていた音。彼の爪が奏でた音色。青春の最中だった?そこに終わりがあるなんて思いもしなかった・・それでも今も心に残る音色。たとえあなたが忘れても。誰しもが通り過ぎて来た中で。心によみがえる風景や想い出があると思います。静謐で抑制のきいた主人公の語り口。つい耳を欹てたく。続きを読んでみたくなりました。そんなお話です。ほろ苦くても、ハッピーエンドじゃなくても。「読んでよかった」そう思えるお話でした。是非お読み下さい!おすすめです!

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