1/500のラブ・ソング

作者 木野かなめ

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★★★ Excellent!!!

ひとつの風景。その時に鳴っていた音。彼の爪が奏でた音色。青春の最中だった?そこに終わりがあるなんて思いもしなかった・・それでも今も心に残る音色。たとえあなたが忘れても。誰しもが通り過ぎて来た中で。心によみがえる風景や想い出があると思います。静謐で抑制のきいた主人公の語り口。つい耳を欹てたく。続きを読んでみたくなりました。そんなお話です。ほろ苦くても、ハッピーエンドじゃなくても。「読んでよかった」そう思えるお話でした。是非お読み下さい!おすすめです!

★★★ Excellent!!!

めちゃくちゃ良かったです……何度か「ウワー!」とか「あ~~!」とか叫びながら読ませていただきました!好きです。

あのですね……これは偶然なんですけど、私もギターを爪で弾いていた人なので、物凄く都築の気持ちがわかるんですよ(笑)。私の場合クラシックなので、基本がピックではなく爪だったわけなんですけど、爪、割れる割れる……その度にちきしょー、ってなったことを思い出します。
とまあそれは置いといて、初夏にふさわしい爽やかな物語だったなあと思いました!曲も最高でした♪

特に、都築の歌を聞いて主人公の涙が込み上げるシーンがとても綺麗でした!溢れるでもなく、張る涙……そして「身体の奥底から漏れ出る熱量が私の光彩を捉えた 」。絶妙な表現でした。本当に美しい涙なんだろうな、と伝わって来ました。

そして最初の 「サービスだぞう」が、最後にまた決まってましたね!清々しいくらいパシンと弾けてます!最高です!

なんだかとっても優しいお話で、かなめさんらしさが全面にわたって出ていらっしゃる感じがしました。読んで良かったです!素敵なお話をありがとうございます♡