私をこの世界と隔てる透明な牢獄

人は罪を犯す生き物。いつも罪や後悔と背中合わせ。許されね購えぬ罪などないと・・しかし裁かれぬ罪もある。心溜まる澱。その澱みこそが私の罪だと。わかっていても。口を開き告解する神はいない。愛する人や大切な人ならば尚の事。私はそれを殺めた。その記憶は消えない。そのけして自分からは出られない。透明な牢獄を叩く。叩き壊すものは何か?深い余韻に包まれる作品でした!心理描写も丁寧で。深い余韻が残ります。