「ふたりなら ファンタジー」を含む小説

　星海社新人賞2013年冬、落選 　↑選評会では「僕に読まれて光栄だろ？」「雰囲気は好きだし共感できるところも多いけど物語の骨子がよくない」「後半ファンタジーになりすぎる」「伊…

各話の題名が作者コメントになっているのは仕様です。 ※九部の予定はありませんが、「銀河縦断ふたりぼっち」のラスボスは星神の神獣なのでご参考までに。 ※キリがいいのでひとまず完…

暗くて寒い世界を、姉弟は必死の想いで生きていました。 ふたりを助けてくれたのは、違う世界からやってきたひとりの青年。 ふたりは必死に必死に考えて、大恩ある青年に恩を返すべく働く…

魔女と呼ばれる少女エレクトラと、その弟アルベール。 村人から忌避され、息をひそめるようにして暮らす二人にとって、屋敷の裏庭は唯一の安息の場所だった。 世界がここだけだったらよかっ…

老人・ゼトは旅に出た。「悪い魔法使い」こと魔術師・エルトウを相棒に、老人は砂漠を目指す。うつくしい〈水晶の森〉の幻をまなうらに抱いて。 ちぐはぐなふたりの珍道中を描く、魔術と異国…

種を植えると魔物が生るというファンタジーな世界に飛ばされてしまった大学生のキョウ。そこで、ほかの誰にも出来ない魔物を栽培するスキルを手にするのだが……。育てた魔物には懐かれ、いつ…

山の中腹に抱かれた方楼は、強大な母に支配された家だった。 溺愛された娘・青浪が婿を迎えるとき、家には変化が訪れる。 三年前、戦役から帰還し醜い容貌へと変わり果てた兄・春峰。 青…

～神による乱世～古事記と神道のライトな世界観で ダブルヒーローの和風の異世界ファンタジーです。 舞台は古代神たちのいる、もうひとつの日本国。 アマテラスの予言にまつわる謎とは！…

第1回ルビーファンタジーBL小説大賞向けのあらすじ（1200字） 「はるか昔、この視界の王たる夢秤王は、香音（かね）を聞き分けられる人々に視界樹で作られた夢秤を授けた。彼らは「…

その館の地下深くに、その鬼は眠っている。 人の生き血を生きる糧とする不老の少女、蝶子。 その餌として飼われる妾の子、棗。 ふたりの歪み狂ったその果て。 永き時を終わらせる、鬼…

雷火を纏う乙女に、かれは言った。 ――抜き身の剣は美しいが、すぐに傷む。 乙女は答えた。 ――ではそなたが、剣身を護る鞘となれ。 かれは額づき、乙女に忠誠を誓う。命果てるまで、と…

冬をつかさどる力をもつ、ドーレスト一族が治める"冬の王国"、ノルニシュカ皇国。第十二皇子イフ・ドール・ラ・ドーレストが、自作の人力飛行機で城を飛び立ったその日、第一皇子の戴冠式も…

落ちこぼれの死神・琴音と、 優秀なAランクの死神・黒崎。 真逆なふたりが出会った時、歯車が動き出す。

人に触るだけで、感情を自分のもののように体験してしまう少女。 触れる人に自分を拒絶させてしまう体質ゆえに孤独な青年。 互いは互いを求め、そこに自分の存在を見出す。 ――それは…

誰かが嘘をついている。 ひとり。三途の川を漂う船頭がおり。 ひとり。かつて、人間に恋をした天女がおり。 ふたり。かつての自分の姿を亡くした亡者がおり。 ふたり。山を降り…

BOOTHにて「キメラの島」同人誌頒布。 両性具有のオムホロスは自らの身体を作り上げている片割れを探し、師匠である魔術師との戦いに挑むことになる。敗北か勝利か。……敗北は死。 …

森で暮らす「あなた」と「わたし」。 大きく強いあなたに守られて、わたしは生きてきた。 その角も、手も、鱗も、翼も。 何もかもが愛おしかった。 ただそれだけでよかった。 けれど「…

　夜空に浮かぶ月。その月面には世界を創造した神々が住まう宮殿があるというおとぎ話が伝わるランドヴァース。 　その世界では俄かに白と黒の紋章が流行っていて、それが身体のいずこかに…

　女子中学生、八葉輪は卒業旅行の道中、山でバスの転落事故に巻き込まれる。 　だが実際に彼女がそこで見たのは、黒いヘドロと、それに飲まれた乗客たちの変質だった。 　そして彼女もま…

赤沢拓人は、どこにでもいる普通の中学生。 けれども、ある夜の繁華街、ズタボロの金髪の少女と出会い、その手を取った瞬間に拓人は非日常へと引きずり込まれた！ 少女を追うのは黒い妖怪…