概要
青臭く、長大な抒情
星海社新人賞2013年冬、落選
↑選評会では「僕に読まれて光栄だろ?」「雰囲気は好きだし共感できるところも多いけど物語の骨子がよくない」「後半ファンタジーになりすぎる」「伊坂幸太郎みたいにまとめられたらよかった」などと評される。
個人的には他にもいろいろ問題点はあると思っているけど、やはり雰囲気は気に入っている(主に前半)。作品のなかに流れている時間は、もはやぼく自身にとっての「思い出」にさえなっていると言ってもいい(だからどうした)
いやつまり、そのために、さいきんつい郷愁に駆られてしまい、今さらになってカクヨムに掲載する事になった次第なわけです(本当は前半部分だけアップしたい気分だけど、一応最後までアップします)
※あらすじ及び本編中にある「性癖」という言葉は、近年に激し
↑選評会では「僕に読まれて光栄だろ?」「雰囲気は好きだし共感できるところも多いけど物語の骨子がよくない」「後半ファンタジーになりすぎる」「伊坂幸太郎みたいにまとめられたらよかった」などと評される。
個人的には他にもいろいろ問題点はあると思っているけど、やはり雰囲気は気に入っている(主に前半)。作品のなかに流れている時間は、もはやぼく自身にとっての「思い出」にさえなっていると言ってもいい(だからどうした)
いやつまり、そのために、さいきんつい郷愁に駆られてしまい、今さらになってカクヨムに掲載する事になった次第なわけです(本当は前半部分だけアップしたい気分だけど、一応最後までアップします)
※あらすじ及び本編中にある「性癖」という言葉は、近年に激し
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ゼロ年代の輝きと残滓とあと何か――
この作品を正しく語る言葉を私は持ち合わせてはいません。
あえて一言で言い表すなら、
パンクロッカーは何故自分のギターを叩き壊すのか――?
そのように言えるでしょうか。どういう意味か? その答えは、作品を最後まで読み通すと見えてきます。またこの問いをある種突き詰めて考え抜いていくのが本作品の読みどころでもあるでしょう。
物語はモノローグを主体に、主人公かまちと彼を取り囲む3人の少女たちを中心に進んできます。
冒頭こそ穏やかな学園ハーレムもののような雰囲気で始まるのですが、次第に不穏さが勢いを増し、やがて「メタ・美少女ゲーム」とでも呼ぶべき展開に。主人公の抱える鬱屈とした幻影が超常的な破…続きを読む