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図書カードがもらえる!「カクヨム名レビュー発掘会」 goodレビュワー表彰式!(第二回)

期間内に投稿されたレビューのなかから、秀逸なレビューを毎週5本ずつ選出して紹介する「これは読みたくなる! カクヨム名レビュー発掘会」、第二回発表です。


第一回・goodレビュワー表彰式
第三回・goodレビュワー表彰式

今回は1月31日〜2月6日の間に投稿されたおすすめレビューが対象となり、選ばれた方には2,000円分の図書カードをプレゼントいたします。

今週のgoodレビュワー (期間:1月31日〜2月6日)


goodレビュワー No.6: 猶(ゆう)
闇の中に目を凝らしてはいけない。もし、そこに朱いものが見えたなら…。
田舎の村。古くから伝わる伝承。村の名家である三つの家。
物語は、主人公の青年が祖母の葬儀のために久しぶりに田舎に帰ったところからはじまります。
そこで主人公が目にした、赤いもの……それが、はじまりでした。

田舎のねっとりとした濃い闇の中にとらわれて抜け出せなくなるように、ひたひたと迫る闇にまとわりつかれるように。
この物語の恐怖は忍び寄ってきます。
はたして。その恐怖の正体とは。
ジャパニーズホラーの神髄を、じっくりと味わってみてください。

私は夜中に一人で読み始めたことを後悔しました。布団の中に入って読んでたって怖いです。だって、あいつは布団の中にだってやってくるんですから。
── レビュー対象作品: 『血眸 ~暗澹たる日々~』作者:雪車町地蔵(そりまち じぞう)

運営からのコメント:
まず、ひとこと感想に作品の雰囲気が凝縮されている。これがキャッチコピーとしても機能しており、興味をそそられる。本文もホラー好きならひっかかる表現が満載で、非常に気になるレビュー。



goodレビュワー No.7: 卯月
亡命考古学者とアラスカの少女、そして遺物の謎。
ロシアから米国へ亡命中、乗っていたヘリがアラスカで墜落。
考古学者ヴァシリーを助けたのは、ぶっきらぼうな物言いの少女だった。

発掘中に見つけたある物のために、追われる身となったヴァシリー。
助けてくれた少女ヤコネが、とにかく魅力的です。
カタコト英語での会話は、命令口調。
誇り高い狩人で、ライフルは凄い腕前。
狩った獲物をその場で捌き、ワイルドな食材を「食え」と勧めてくれます。
彼女たちイヌピアット族にとっては、恐らくご馳走なんでしょう。
何度も吐きつつ、毎回受け取ってチャレンジするヴァシリー。
アラスカに生きる者の生の暮らしぶりを目の前で見ているかのような描写に、すっかり惹きこまれてしまい、後半で「そういや、ジャンルはSFだった」と思い出すほど。

ヴァシリーが見つけた物は何なのか?
ヒュペルボレイオスとは?
後半の、全ての謎が解けていくSF展開は、最後まで息つく暇もありません。
取り残された彼は、このあとどうなるんでしょうね?

めちゃくちゃ面白かったです。
── レビュー対象作品: 『ヒュペルボレイオスの鍵』作者: 大竹久和

運営からのコメント:
作品内容が非常にわかりやすく、魅力を端的に伝えている。選出時点でまだ★12と評価は少ないものの、面白そうな作品を発掘し、紹介するレビュワーの手腕は見事!



goodレビュワー No.8: 山野ねこ
こういう物語は、小説でなければ表現できない
ある鉄道の廃線と、その終着駅で出会った(見かけた)女子高生を気にかける心と、騒がしい鉄道ファンを鬱陶しく思う気持ちと――いろいろなものが混ざり合い、なんともいえない心情を描きだす短編小説。

こういう話こそ、漫画でも、映像でもできない、小説で表現するべきものなのだと思います。正直、すごく共感することもないし、ストーリーに興奮するわけでもないし。でも、面白かったです。こういうのが、小説だと思います。
── レビュー対象作品: 『終着駅』作者 皐月シオン

運営からのコメント:
あまりカクヨムにおいてはメインジャンルといえないタイプの作品にも関わらず、レビューから非常に興味をそそられて読みたいと思った。目の付け所が素晴らしい。



goodレビュワー No.9: 相良壱
会社では上司と部下 ダンジョンでは……
これはね 現代ファンタジーの皮をかぶったラブコメなのではないかと思います

現代でダンジョン探索が一種の趣味になったケース
鬼の黒木主任
仕事では部下達に恐れられる存在がダンジョンでは……

このギャップにやられました

文体もシンプルに読みやすく
さくさくと進行出来るので時間の無い方でも可愛らしい黒木主任の姿に悶えること間違いなし!

これはお勧めの作品です

これから先にどんな可愛らしい黒木主任が見られるのか首を長くして待ってようと思います
── レビュー対象作品: 『主任、その宝箱ミミックですよ!?』作者 @nana777

運営からのコメント:
「現代ファンタジーの皮を被ったラブコメ」という最初の一行で作品への興味が湧いた。レビュー全体では短い文量だが、端的に内容と魅力が伝わっている。



goodレビュワー No.10: 星村哲生
薄い本にかける熱い思いと、恋と青春の一ページ。
同人誌、ネットでは揶揄するように「薄い本」と呼ばれる、主に商業作品の二次創作を指します。
本作の主人公は、同級生の女の子から不意に同人誌、それも人気アニメの百合、女の子同士の恋愛ものを作らないかと迫られます。
戸惑いつつも申し出を引き受ける主人公。作画する設計図、ネームを担当しますが――――

二人のやり取りを通じて、同人誌を作る過程、印刷所に頼むところや料金、どんなジャンルにするか。
創作する上で、自分の今現在の力量、自尊心と自己満足とのせめぎあい、ほかの上手な人と自分を比べることでの劣等感。
ヒロインの色んな感情が描かれています。

それと同時進行で描かれているのが、二人の仲の進展ぶり。
資料写真を撮影するために、アニメの舞台になった海岸に聖地巡礼したり、ヒロインの原稿を手伝うために家で二人きりで作業したり。
主人公目線で語られているため、読者がもどかしい思いをすることも。

そして念願の本ができあがって、いざ即売会に。
そこでの経験は二人に何をもたらすのか。

作中作のアニメのテーマソングまで入れる凝った構成。
同人誌のことを全く知らない方にも解るように作中人物に語らせることで、プロセスがわかるお仕事ものとしての側面も。

昨今、市民権を得つつあるオタク。そんな二人のやり取りが愛おしくなるラブコメディー。

オタ、非オタともに楽しめる一作です。
── レビュー対象作品: 『フラットリリーはきらめかない -オタクな二人と同人誌-』作者 坂神慶蔵

運営からのコメント:
ひとこと感想が文学的な雰囲気を出していて良い。内容紹介がわかりやすくて、レビューを読んで単純に「おもしろそう!」と思えた。



今回選出された方には、これからも素晴らしい作品の発掘と紹介を期待しています。
また、皆様には後ほど運営よりプレゼント発送についてのご連絡をさせていただきます。

カクヨムでは、ただいま総額5万円分の図書カードがもらえる「Wレビューキャンペーン」を開催しています。
「これは読みたくなる! カクヨム名レビュー発掘会」キャンペーンは、期間内に投稿されたおすすめレビューから毎週5名ずつ、3週間で合計15名の「今週のgoodレビュワー」を選出する企画です。選ばれた方には、2,000円分の図書カードをプレゼントいたします。
第三回は2月7日〜2月13日に投稿されたレビューが対象となります。まだまだ間に合いますので、皆様のレビュー投稿を引き続きお待ちしております。

さらに、まだカクヨムで作品を評価したことがない方には、初めて★を入れて作品評価するだけで図書カードが当たるキャンペーンも開催中です。

ぜひ奮ってご参加ください。