概要
「おれん家の押し入れにダンジョンできてるううううううう!?」
そんな現象が世界を襲って十数年
特に異世界人との交流もなくダンジョンだけが有効活用されていた
はびこるモンスターたちを狩り、その素材で一攫千金
それはやがて実益を兼ねたスポーツとなり、世界大会を開催するほどに成長した
これはそんな情熱からは程遠い、ある会社員と女上司のアフターファイブ
「いや、会社終わってまで上司と飲み行きたくねえっす」っていうあなたに読んでほしい日常系ダンジョン探索劇。もちろん上司と飲みに行くのが好きなひとも読んでね!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★ Good!メインヒロインに魅力を感じられる人にはオススメ
主人公、そして世界観の設定などはしっかり練れていると感じましたし、文章力も優れていると思います。ストーリー自体も楽しめました…が!自分はメインヒロインたる主任さんがどうにも魅力的に思えず、途中(11章まで)で読むのを止めてしまいました。
「好きな相手に無茶ぶりをして振り回すワガママヒロイン」というキャラ付は他の作品でも目にする所ですが、この作品の場合、そのヒロインが立派な社会人であることが問題だと感じました。いい年こいた大人がやるには幼稚すぎる!と思わされる場面が幾つも見られ、その行動が可愛いと感じる前に腹立たしくなってしまってダメでした。 命がけのダンジョン探索において、やるなと言われた…続きを読む - ★ Good!内容はおもしろいが
内容はとても面白い。
ものの、多くの人は2点のことに違和感を感じるだろう
1.主任の行動が自由奔放すぎる
自由奔放なキャラクターはライトノベルと言った分野なら多くいます。それこそ、登場人物のハナというキャラも自由奔放な異世界人といったキャラクターです。
しかしながら、主任を見てみると。
容姿端麗で若手のキャリアウーマン。主人公よりも若いのに上司、という立ち位置です。
しかしながら、管理職にいる人間、また成年を迎えた大人が軽々しくルールを破っていくものでしょうか。
作者が示す奔放という範囲が広い。
これが1つ目です
2.主人公のプロ意識のなさ
主人公は現在ではないものの、プロハンターとして活動…続きを読む - ★ Good!設定や構成「は」面白い
少し捻った現代ファンタジーで、設定はしっかりしていると思います。文章も砕け過ぎず読みやすい一人称で好感が持て、最初の数話は期待して読み進められました。
…ヒロインに魅力が無さ過ぎる。部下にブラック労働を強いるだけならまだしも、趣味に時間が割けないという理由で職場で主人公や周りの部下に当たり散らして公私混同の憂さ晴らし。さぞ有能な完璧主義者なのかと思えば、ダンジョンに関しては全くの下手の横好き。下調べも講習も受けずに熟練者である主人公に付き添い、その恩恵を受けて置きながら彼の忠告を無視して無鉄砲な行動を繰り返し、自分と主人公を危険に晒し続けます。しかも反省や成長が見られない。
転生ものに良くあ…続きを読む