ざまぁとタイトルについてますが、いわゆるテンプレ物のざまぁ作品ではありません。
そのような誤読をする人が多くて、タイトルから予想したものと違うので感想欄が荒れるから閉じているのかなと思います。
この作品は、わかりやすい断罪ざまぁがあるわけでもなく、かといって他のテンプレ物のような主人公を露骨に持ち上げる学園展開もありません。
冒頭から王族である主人公の微妙な立場、貴族社会の人間関係や政争などがメインで話が進んでいきます。
こう説明すると地味にも見えますが、これが不思議と面白くて読む手が止まりません。
これまでにない、新しい面白さを求めている人にぜひ読んでほしい作品です。