概要
果たされることのない、 時雨心地がぬぐえない。
原野を往く。言葉に誘われるまま、盲目的に、前へ。前へ。
切り株になってしまった老樹に腰かけて、綯う糸を探すけれど、
涕涙が滲む視界ではちっともおぼつかない。
視界はぼやけ、世界のありようが掴めなくなっていく。
決して泣いてはいないのに。
時雨心地のままなのに。
時雨心地シリーズについて
https://kakuyomu.jp/users/ayam4/news/1177354054888553088
切り株になってしまった老樹に腰かけて、綯う糸を探すけれど、
涕涙が滲む視界ではちっともおぼつかない。
視界はぼやけ、世界のありようが掴めなくなっていく。
決して泣いてはいないのに。
時雨心地のままなのに。
時雨心地シリーズについて
https://kakuyomu.jp/users/ayam4/news/1177354054888553088