再会

2

『ぼぼぼぼぼくくは、貴女が好きです。付き合って下さい』

 中学2年の時、僕は、初めて好きになった、隣のクラスで、当時、同じ委員会だった(図書委員)美緒に勇気を出して告白をした。

 初めての女子への告白、それどころか、当時の美緒は、いやぁ? 勿論今もきっとかわいいに決まっているが、かわいくて、誰に対しても優しかったので、先輩後輩問わず男子生徒から毎日のように告白されていた。

 その為、自分もきっと振られるだろうと思っていた。

 なので……

『私も、泉石君のことずっと好きだった』

 と美緒から告げられた時は、膝から崩れ落ちた。

 それなのに、6年後、きみはぼくの前から、何も言わずに姿を消した(※のちに転校と判明)

 ☆ ☆ ☆

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