概要
ずっと貴方に溺れていたい。共にいたい。…疫病神の切なる願いだった。
神が与える天罰。疫病神への、神から神への天罰。物心着いた時には両親はおらず、唯一の家族であった祖母も亡くなった。私がこの世にいる限り…私は周りを不幸へ導く疫病神だ。私が死ぬから、手首から滴り落ちる血液を見ながら意識が遠のく。
「な、何やってんの!?」
今から死ぬというのに、目の前に知らない女の子が現れた。
黒森百合、高校一年生。あの日、死にたかった私は貴方に溺れる。
「な、何やってんの!?」
今から死ぬというのに、目の前に知らない女の子が現れた。
黒森百合、高校一年生。あの日、死にたかった私は貴方に溺れる。
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