概要
「絵に『は』興味ない」 「なら何で美術館に来たのよ」そんな二人の夏話。
絵画好きな大学生女子と、絵に「は」興味ないと言い切る割に美術館についてくる同期生男子との夏の日常話。
綺想編纂館(朧)様(https://twitter.com/Fictionarys)主催のTwitter上の小説企画「文披31題」2023年参加作品です。
奇数日は彼女視点、偶数日は彼視点で進みます。
各話全て300字ぴったり、大体は単発で繋がりはありません。
※繋がる場合は、本編中に注釈・リンクを設けます。
基本的なキャラ設定さえ分かれば、順番をあまり気にせずお読みいただけます。
最初にキャラ紹介とプロローグ的な140字SSを置いていていますので、まずはそちらからご覧ください。
※2023/9/24……彼視点の追加エピソードを公開しました
綺想編纂館(朧)様(https://twitter.com/Fictionarys)主催のTwitter上の小説企画「文披31題」2023年参加作品です。
奇数日は彼女視点、偶数日は彼視点で進みます。
各話全て300字ぴったり、大体は単発で繋がりはありません。
※繋がる場合は、本編中に注釈・リンクを設けます。
基本的なキャラ設定さえ分かれば、順番をあまり気にせずお読みいただけます。
最初にキャラ紹介とプロローグ的な140字SSを置いていていますので、まずはそちらからご覧ください。
※2023/9/24……彼視点の追加エピソードを公開しました
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!彼女と彼はただひとつのものを視(み)続けている。
絵画が好きでたまらない“彼女”と、絵画には興味がないと言う“彼”。それなのに彼はいつも彼女の側にいて、彼女はその意味にまるで気づかなくて……。かなり鈍めな女子とかなり一途な男子が織り成すすれ違いの恋愛物語、その顛末やいかに?
同じ大学の同級生であるふたりの主人公を交互に描く構成なのですが、見所はふたりの視線と視点、このふたつの“視”ですね。なにせ彼女は絵画しか視ていませんし、彼は彼女しか視ていないわけですから。
そんなふたりの、まるでズレがないからこそ噛み合わない“視”を一話300字という短文で重ねていくことで表されるのです。ふたりの関係性の細やかな推移と、恋愛ものの肝である濃やか…続きを読む