異世界で俺だけ言葉が通じるんですが、有名配信者になれますか?
おっさんの俺は会社を辞めた、そして日本と門で繋がった異世界で配信者の道を志した。
しかしその世界で俺がもらった加護は【理解】という意味不明な加護だった。
『俺の加護は……理解? なんですか。それ』
『いえ、わかりません。前例がないので』
外れなのか、チートなのか使い方すら分からないその加護の力は。
『は、はじめまして。ヘストス村の村長のソンです……あなたなぜ我々と喋れるのですか?』
「……え?」
その世界の原住民と呼ばれる、人族やエルフ族、果ては龍に至るまで。
彼らの言葉を、俺が、そして俺の言葉を彼らが、普通に【理解】できるという加護だった。
これはそんな俺が異世界で配信者として活躍しながら、異種族交流しながら時にバズったり、時に世界を救ったりする物語。
※アルファポリスさんにも掲載しております。