概要
親に毒されていた美少年が、夢のように大金を手にして向かう先は。
始まりは、そう...宝くじやった。中三の冬。「ええい、賭けや!この五枚下さい」「あざ〜す」宝くじ。最高当選額が7億どんだけの天文学的数字確率だったんやろうか。俺は合計、七億三千円をゲットしていた。「こひゅっ...」当たったその時、俺は呼吸を一瞬やけど忘れた。そんだけのショックやったって事や。もちろん、嬉しい方のやけど。すぐに銀行口座作って預けて、母さんに一億あげて引越した、歳の離れた妹と二人で。妹は小学校に通わせて、俺は世田谷の文系学校の受験。中高一貫校で、編入コースを目指す。元々目指してた高校と比べると少しランクは下がるけどまぁまぁええ学校や。無事合格し、比較的安い一軒家に引越した。風呂もキッチンも居間もトイレも少し狭いけど風呂もある。家具を整え、部屋は余ったけど新生活開始。高校に通って、