第34話 ふとした合間
(超)お久しぶりです。
申し訳ありません。基本このペースの
更新速度になる気がします。
本っ当、申し訳ありません。
洗面所に買ってきた服置いて
リビングで色々と考えた。
兄さん、ってどんな人なんやろう。
父親がずっとそっちばっかり
気にかけてる…
とびきり、優秀な子なんかな。
比較されとるとか…?
ん、いや…?
…………まぁ、わからんものは
いくら考えても同じやな。
少し無心になって、
キッチンに向かって夕飯を用意する。
今日は筑前煮と鯖の味噌煮かな、
とか思っとったんやけど…
若い女の子がちゃんとした和食
食べたい、って思うかなぁ…
しかも知らん男の手料理とか。
……いやいや、悪くいうたら
迷惑かけられてる側なんやから…
悪いかもやけど、メニューに
変更は無しで行くことにした。
それに今更変えよって思ても
そんなそうそう変えれんもん。
「「いただきます」」
「…いただき、ます」
黙々、ゆっくり食べてる。
「美味しい、です」
「よかった」
お口に合ったようで。
少し心配やったけど、
美味しくないものを食べる顔には
見えへんし。
…と、そろそろハルくんも
こっちくるころかな。
今日はこっちでご飯
食べる事なってるし、
とか思ってたら玄関が開いた。
「おかえり、ハルくん」
「おかえりハルにぃー」
「…ただいま、蓮。
で、もう一回説明してくれー…
こんばんは」
「ふふっ。あー、まぁ、
こちらが家出少女の子」
「…えっと、杉本杏です」
そういや名前聞いとらんかったなぁ。
「今日色々買い出し行っとるとき、
雨宿りしてるとこ
声かけられてそのまま流れで」
「いや警戒心0か?
ちゃんと警戒しなきゃダメだろ」
「せやでにぃに!心配なるわ」
「たはー、面目ない…」
「すみません…」
根は素直な良え子そうなんやけど、
ハルくん言うとるんは
そういうことやないんやろなぁ。
いっぺん変質者に絡まれて
身動き取れんかったことあるし…
「ま、まぁハルくんもご飯食べよ」
「…おう、そうだな」
「今日のご飯は…お、美味そう」
「待ってな、すぐ持ってくから」
「ちくぜん煮と鯖のみそ煮やでー!」
「俺鯖の味噌煮好き」
「ふふ、やっぱり?
いつもお魚食べるときいつもより
いっぱい食べるんやもんな」
「そうなんや…」
「そうなのか、気づかなかった…」
「あははは」
(この人たち、私がいることに
慣れるのが早い…)
ハルくんがいつもの席に座って、
そこにお米や味噌汁、おかずを
トレイで運ぶ。
「うぉお、いい匂いだな。
いただきます」
「どうぞー」
「っはー。ご馳走様でした」
「お粗末さまー」
「めっちゃおいしかった!」
「…おいしかったです、
ありがとうございました」
「うんうん。
ほな、美幸はお風呂入っといで」
「わかったー」
「さて…そろそろ、
ちゃんと聞こうか?」
「せやね」
「…はい」
p.s.なんか放置してたのに600位くらいに上昇してました。こんなダメ作者の作品を読んでくださる方がいらっしゃることに感無量です。
2023.1.31 追記
いつから私が連載を再開すると
錯覚していた…?
嘘ですごめんなさい本当にごめんなさい
投稿全然出来なくてごめんなさい!!
世の投稿者さん達ってすごいですね…
どうやって生活と両立してるんですかね
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