第31話 ある先輩達の配信



短いです。 


「こんにちはー。チュブルーム一期生の、

 塩花 キヨイです!

 今日は、一期生メンバー全員集合だー」


「どうも、皆さん。同じく一期生の

 皇 麗音だ。今日もよろしくな」


「同じく一期生のダム・ピウールよ」


「同じく一期生のエイヴォン・マッカートニーぞ」


「一期生の綾小路 フレヤですのよ」


「天細女命(あめのうずめ)アオイ(碧)です」


「はい、以上六名で今日は何を

 やっていくかというとー」


「ちょっとー!忘れてるのなー!

 ていうかわざとでしょなのな!?

 六名って言ってるしもう確定なのなー!!」


「あははー、ごめんごめん!

 はい、自己紹介お願いします!」


「もー…

 一期生、御菩薩池(みぞろけ)ヒナタなのな!

 よろしくね、なのな」


塩「はい、改めて一期生全員ー…集合だー!」


綾「これだけ集まって、何をするのかしら?」


皇「今日は、新しい後輩について語ろうの会だぞ」


エ「楽しそうではないか」


天「じ、実は私…三期生の子達の事

 名前しか知らないんです…」


御「大丈夫なのな!それを知って行こうっていう

 会でもあるなのな」


ダ「さぁ、まずは三期生の子の一覧です」



ーーーーーーーーー

(※あいうえお順)

・秋永クチナハ

・甘鶴ハルキ

・灰白マユキ

・キュトクマ

・刻狐

・神宮寺サヤ

・間狸

ーーーーーーーーー


皇「以上七名だな」


御「みんな可愛い後輩なのな。

 クチナハさんは年上なのなだけど」


綾「サヤちゃんに何か親近感を覚える気がしますの」


塩「同じお嬢様キャラだもんね〜」


エ「ライバルとなり得るかもしらんぞ」


ダ「仲良くしたら良いじゃないですか」


天「皆さんどんな方々なんですか?」


御「それを今から語るんなのなー」


天「そうでした」


エ「ん?なになに…なぬ、

 三期生が一人風邪で倒れたとな」


皇「えぇ?!大丈夫かよ…それで、

 倒れたのはどの子なんだ?」


ダ「…えっと、マユキ君らしいですね」


塩「私知ってるよ、その子!とっても良い子だよ。

 あと、体がとっても弱そうだったし

 それのせいじゃないかなぁ」


綾「心配ですの…」


塩「じゃあ、マユキちゃんから語ってく?

 みんなも気になるんじゃないかな」


皇「そうだな、そうしよう。人気もNo.2だし」


ダ「凄い伸びね…うかうかしてられないわ」


エ「三期生上位二名が突出して伸びている様だな。

 一位のキュトクマはそのせっtげふんげふん

 ストーリーやトークスキルで

 ファンを増やしておる」


綾「どんな子かますます気になりますわね。

 マユキちゃんのこと」


御「まず特徴として一番に上がるのが、

 性別不詳という点なのな」


天「…本当ですね、性別が言われてないです」


塩「性別不詳っていうのは関心を持たせる為に

 結構あるんだけど…

 ここまでわからないと凄いね」


御「あと、関西弁なのな」


ダ「関西弁って可愛いわよね」


天「早く会ってみたいです」


皇「ああ、俺も会ってみたいな」


エ「早く良くなってほしいものだ…」


綾「本当に。心配ですわ」


御「マユキちゃんのママはハルミさんなのな。

正式名称ハルミアトリエ、

あと同じく

三期生のハルキくんのママでもあるのな」


皇「ほー、

 こうしてみると兄弟みたいに見えるな」


エ「結構似ておるからな」


塩「実際に現実でも仲良いらしーよ。

ハルキくんは

マユキくんのことマユって呼ぶし

マユキくんは

ハルキくんのことハルくんって呼ぶし」


綾「相当に仲のよろしい間柄なのですね」


天「羨ましい限りです」


ダ「幼馴染で小さい頃結婚の約束なんか

 してないかしら…?フフフ」


塩「ダムちゃん怖いよ…」


天「相変わらず好きですね」


皇「個人の趣向なんだから放っといてやれよ」


御「それもそうなのな」


ダ「いえ、私もすみませんでしたね」


綾「気持ちはわかるんですの」


エ「マユキはこれで終いよな?

 次は誰と行こうか」


御「うーん、

 この流れでハルキくんに行くのな!」


皇「いいぞ」


塩「えと、ハルキくんはーーーーーーー








配信後…


プルルル プルルル プルガチャ。


『はいもしもし、鶴崎です』


「俺だ、エイヴォンだ。一期生の」


『エイヴ先輩?どうしたんですか』


「いや何、マユキくんのお見舞い配信

 俺も混ざれんかなと思ってな」


『本当ですか!

 嬉しいです。本当にありがたいです』


「では、日時はーーーー


『◯◯日の◯◯時からチュブルーム本社でーー

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