概要
一人ぼっちの少女と狩人のお姉さん
クラリスは魔物が住むと言われる「おそろしの森」の奥で、レンガ造りの家に一人で暮らしていた。そんなクラリスを心配して、狩人の少女・アテルは頻繁に森を訪れ、雪かきを手伝ったり一緒にお茶を飲んだりしていた。しかし、狩人は「おそろしの森」を獣たちの聖域と考え、人が立ち入ることを禁じていた。クラリスを独りにしないため、アテルはある決断を下す……
※今作は魔法などの要素はあまり話に絡みませんが、便宜的に「異世界ファンタジー」のジャンルとして投稿しています。
※今作は魔法などの要素はあまり話に絡みませんが、便宜的に「異世界ファンタジー」のジャンルとして投稿しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!おそろしい森でも、二人なら怖くない
ご縁があり、この物語に出会いました。更新分まで読み終えましたので、レビューさせていただきます。
本作は「おそろしの森」と呼ばれる、一部からは獣たちの聖域とまで呼ばれているような場所に住んでいる一人の少女の元に、狩人である少女が訪れるところから物語が始まります。
着ているものから周囲の情景描写。そして食事のシーン等が丁寧に書かれている為、物語を紡ぐ彼女達を取り巻いている周囲を目に浮かべながら、読み進めることができました。その中で繰り広げられる主人公の彼女にまつわる人間模様が、胸を温かいものにしてくれます。
また、物語の後にあります「解説・あとがき」を読みますと、この物語を作るに至った経緯か…続きを読む