概要
もう一度会えたら、まずは「ありがとう」って言いたい
様々な種族が暮らす世界に「異種双子」という不思議な存在がいた。彼らは同じ日、同じ時間、同じ紋章を持って別の場所で、異なる種族で生まれてくる。片方が必ず人間であることから「人の国」では人間と異種族の懸け橋として神聖視されていた。
ワーウルフのラルスは異種双子を集めた学校、アメルディ学院に入学する。
異種双子は仲がいい。それが通説であったが、ワーウルフのラルスは片割のカリムと出会うなり大喧嘩。いまだかつてない事態だと教員たちは慌て、出会ったばかりの同級生たちには遠巻きにされる。孤独な環境に身を置かれたラルスと友達になってくれたのはラルスとは逆に学院一仲がいいといわれる異種双子、ヴィオとクレアだった。
ワーウルフのラルスは異種双子を集めた学校、アメルディ学院に入学する。
異種双子は仲がいい。それが通説であったが、ワーウルフのラルスは片割のカリムと出会うなり大喧嘩。いまだかつてない事態だと教員たちは慌て、出会ったばかりの同級生たちには遠巻きにされる。孤独な環境に身を置かれたラルスと友達になってくれたのはラルスとは逆に学院一仲がいいといわれる異種双子、ヴィオとクレアだった。