概要
「愛とは、何だろうね?」
「まぁ、そうだな。強いて言えば――犯罪者、かな」
気弱な怪力男・ティムは、ひょんな事から、殺人教唆の罪で服役中の美女・ラヴィニアと知り合う。
ティムの怪力と強靭な肉体に興味を持ったラヴィニアは、自分の仕事の助手をして貰いたいと、半ば脅す形で交渉する。
ラヴィニアの仕事とは、警察の手に余る事件の捜査であった。その頭脳を買われ、警察と司法取引をしているのだ。
ラヴィニアの助手を務める事となったティムは、舞い込んだ捜査依頼と、時に悩みながら、時に悲しみながら、懸命に向き合っていく。
そんなティムを見守りつつ、ラヴィニアは、事件を推理していった。
美しい微笑みを、その顔に浮かべながら。
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