設定紹介:1
用語解説&人物紹介
◇用語解説
・ブレイディア王国
山々に生い茂る緑に囲まれ、広大な湖「コウシ湖」の湖畔に首都を持つ、飛竜とダンジョンと魔法博士の国。
大陸の東側に位置している。
魔法石がよく取れる鉱山が多いので、経済的にも豊か。
名産物の『竜酒』はオススメなんで買って行ってください。ちょっとアルコール度数60なんだけど。
・魔法博士
魔法のある世界の科学者。
この世の理の探求者。
いつも怪しい薬品混ぜてたり家が爆発する人々。
・HALMIT
デカいダンジョン『知恵の竜宮』を魔改造して作られた『ヘルムス技術大学院』の略称。
隠者、って意味の『HARMIT』と見事に綴りまちがってるけど、別に細かいことは気にせずみんな「ハーミット」って読んでいる。
上にいるヤバい奴らがヤバい研究をした時ヤバいことにならないよう、ダンジョンの分厚い壁で阻む隔離施設という本音を、みんなで研究を好きにしていい場所という建前で覆ったワンダーランド。
全ての知恵が集まった場所だが、全てのヤバいも集まっているから扱いを間違えると連鎖反応でどかーんだ!
その点パンツィアは世界一ヤバいロクデナシを真近で見てきただけあって、この核弾頭をよく扱えてるぞ
・スーパーオリハルコン
これの誕生まで、おおよそ破壊は不可能とされた古代に秘宝「オリハルコンの剣」見事叩き割り、剣にしたものはその残滓とはいえ切り裂いた事より名前が付けられた『超合金』。
硬いだけではなく引っ張り強度も凄まじい。
今まで、魔法の触媒にしか使わなかった『魔導石』という石をいくつかの既知の金属と混ぜて作られる。
現在、これを破壊する方法はよっぽどの禁呪の炎の最上級魔法で2200℃近く熱する以外には方法がない。
要するに素敵超合金。
・
この世界のエネルギー事情や魔法の威力が一気に変わる凄まじい発明。
魔導石が大気中に存在する魔力を集めてくれる性質は判明していたが、これはその魔導石その物を周囲の魔力を触媒に反応させ、その質量を魔力に変換するために、とてつもない出力を得ることができる。
手持ちのサイズですら魔王クラスの魔力を手に入れられる素晴らしいエネルギー源だ。
放射能とかは出ないのが一番いいね。
◯有る事無い事交えた登場人物紹介
ここまで出てきた主要人物を軽〜く紹介いたします
・ヘルムス家
◇パンツィア・ヘルムス
主人公。15になってもチンチクリンな美少女で努力の天才な魔法博士。
転生者だったお陰で算数やらの基礎知識があったおかげですんなりお勉強できたタイプ。いや、お勉強が続けられたあたり割と天才。多分IQ135ぐらい
普段は温厚だけど、隠しきれないスーパー系主人公の気性がにじみ出ている。
あと本気でキレてる時の口の悪さはキャラ崩壊級。
魔法博士としての著名な発明は反重力魔導機構(リパルサーリフト)と内燃魔術機関(ジェットエンジン)。特にリパルサーリフトは、神の時代の魔法の再現な上に、劇中では神のいる大陸でそれが壊れそうになっていたのを交換したのでかなり偉大な発明。
ただ本人は、転生前からの夢の『マッハで空を飛びたい』を叶えたいので、ジェットエンジンの方に掛かりっきりな所が多い。
ここ最近、と言うか生まれ変わる前からどうも身長が伸びない上に幼児体型のままなことに相当危機感を抱いている。
周りに大きい人も多いしね
◇ケンズォ・ヘルムス
第1章でゴルザウルス君に殺されて故人になった顔のいいロクデナシ半分夢魔。
享年2091歳。
ブレイガーOを作ったりできる程度の天才だけど、クソコックピットになる程度に人間のことを考えていない奴。
そのくせなんか憎めないし、社交性あるんで、葬式では割とみんな泣いてくれそうな人。
お前のことは忘れない。
・ブレイディア王家
◇クレド・ブレイディア17世
ブレイディア王国の今の王様。39歳ぐらいの若い方の王様。
真面目で寛大で頭がいい王様。
ただ鳥さんの事になると急に言葉が早くなるぞ。片手間鳥類学者だしな。
民の皆と国に生息する役567種の鳥さんを愛してやまないいい王様なのは間違いないぞ。
◇カーペルト・ブレイディア一世
クレドの父の前国王。
ちょい悪風イケジジイの魔法博士。
パンツィアと同じく空を飛びたいが為に、子供の頃から研究室を爆破し続けた猛者。
花火を括り付けた箒で飛んだところから始めたロケットエンジンの技術で、実はパンツィアのウィンガーのような航空機を作っている。
今は、速度ではなく、より上の高度を目指しているぞ
◇アイゼナ・ブレイディア
金髪ツインテール爆乳竜騎兵クールお姫様。
パンツィアとは昔森で色々あって野生の飛竜に乗ってたところ出会った長い付き合いの幼馴染みだ。
ツンツンしている典型的女騎士っぽい割に『無理をしない』タイプなので、みんなから指揮官としても慕われてるぞ。
劇中で使った魔法と名前と説明で何か予感したあんたは正しい。
・魔法博士のイカれたメンバーを紹介するぜ
◇シャーカ
だいたい情けない声出してたり軽くディスられてるエルフがいたらシャーカさん。384歳の若いエルフ。巨乳。
よく泣くし恥ずかしがり屋で、200歳ぐらいの頃は人前でずっと震えていたレベルだったぞ。
人前で魔法の詠唱するのが苦手で、自動で詠唱してくれる機械を作った結果コンピュータを作り上げたパンツィア以上の天才だぞ。
しかも小型化している。ジョブズも真っ青。
◇ジャン・ピエール
柱みたいな髪型の大柄で筋肉質な紳士。
トレイルで武器を作る会社をしている。
自身も魔法博士としてかなりヤバい兵器を作ってはいるが、別に戦争賛成という訳ではなく、単純にそういう武器がカッコいいと思っているだけ。
最初の神に光再現装置以降、出番ないように見えるけど、メーザーは彼の発案兵器であり、実はブレイガーOのプラズマキャノンも彼の設計だったりする。
◇アンナリージュ
ちっちゃい錬金術師。802歳(自称)
口が悪いし、態度も悪い。メス◯キとか言ってはいけない、もうガ◯じゃない
本職ではないのだが、身体は人工生命体ホムンクルスで、そこに何年かおきに記憶を転写して今まで生きながらえているタイプ。
そんな途方も無い間ずっと意気揚々とオリハルコンを再現してみたらそれを超えるスーパーオリハルコンを作られてキレた人。
散々オリハルコンを溶かされて以降出番がないように見えるが、実はブレイガーOに使われたスーパーオリハルコンは、彼女が少し手を加えて実用レベルにしていた物なので、やっぱり重要人物
最近パンツィアの背にホムンクルスの身体が追いついてきたので、パンツィアは物凄く焦っているらしい
◇テトラ
ドワーフの地質学者兼掘削の専門家。
パンツィアとは同じ身長同盟。なおおっぱいがでかい。
んなんな話す独特の口調が特徴。
大飯食らいでバカっぽいが、ちゃんと魔法博士なので頭は回っている。
◇マハムド・アヴィディル
砂漠の民らしき人間の魔法博士。
元シャーカの教え子で無線通信機を作り改良を続けている。
多分、歴史の名は残るだろうね。
◇ビュティビュティ
淫魔で生物学者でお医者さん。
生意気系美人。
別に医務室にたらしこんで色々する訳じゃないぞ、そこ期待しない。
可愛いものが好きなのでパンツィアの事小動物みたいな溺愛をしている。
◇ジョナス・ジョバンニ
屈強な青年生物学者。別に奇妙な運命がある訳でもないし、なんか背後にいたりもしないし変な呼吸も使えない。
自他共に認める『未確認生物学者』という名の通り未知の生物を求めフィールドワークする為HALMITで教鞭をとったりしている。
ちなみに書いた今まで見つけた生物とそれを見つけるまでを描いた本は割と大陸ではベストセラーシリーズなのだが、そのせいで最近編集者が付きまとってくるのが悩みらしい。
◇レリック
どう見ても人喰いのキメラクリーチャーな生物学者。
こう見えて物腰穏やかな紳士だし好きな食べ物はポテトを蒸してバターを乗っけたもの。
大昔に名前も聞かない誰かが作った合成獣『キメラ』らしく、怪物の体に人の知恵を持つ奇怪な『自分』探しの為に生物学者になったとのこと。
どうでもいいことだが、レベル5の責任者だったりする。偉い
◇ラフィール
妖精種。古生物学者。
妖精は基本頭が軽そう、という偏見を抜いても頭はいいけど、生物学者の中でもそんなに頭良さそうには見えない妖精さん。
実際、古生物学やってる理由は、古代の生き物の化石が好きだから。
考えるよりよりはフィールドワーク派。
いや普通に古生物学者としては優秀だし、見た目でゴルザウルスの骨格が見抜けるあたり頭はいい。
授業に来なくて見つからない時は大抵花壇で昼寝している。
・アノ
いつも不気味に這い寄る魔法博士。
いやいい人なんだけど見た目は名状しがたい邪神のような姿だし、翻訳機ないと何喋ってるのか分かんない。
物理学をやってる理由も、自分で自分がどういう物理現象で動いているか分かっていないからという、HALMIT 7不思議の一つ。
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