概要
そこにおるやん。ほら、あの黒いTシャツ着たおっさんが大黒天
姿形は人間と大差ない、神様はどこにでもいる。ただ、あなたが気づいてないだけ――
神様大国である日本。八百万の神々が人間社会に溶け込んで暮らしている。
それを知る人は神を信仰する。信仰と交信が絶妙に適合する人間へ、稀に神の加護を与える。神の加護を受ける者は「カミゴ」と言い、彼らは神の力「神通力」を使うことができるのだ。
これは、神通力を得た人間と列島に棲まう神々らの物語。
福岡県を主な舞台に、カミゴたちが町にはびこる悪雲と謎に迫る異能ファンタジー。
※この物語に登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
神様大国である日本。八百万の神々が人間社会に溶け込んで暮らしている。
それを知る人は神を信仰する。信仰と交信が絶妙に適合する人間へ、稀に神の加護を与える。神の加護を受ける者は「カミゴ」と言い、彼らは神の力「神通力」を使うことができるのだ。
これは、神通力を得た人間と列島に棲まう神々らの物語。
福岡県を主な舞台に、カミゴたちが町にはびこる悪雲と謎に迫る異能ファンタジー。
※この物語に登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人と神が行き交う福岡で展開される物語。
この物語の詳細は、作者様の近況ノートに既に書いてあるので、ここでは本当に感想だけを書きます。詳しくは作者様の近況ノートをご参照ください。
まず、作中の神様たちが、ただの信仰の対象と言うだけではなく、人間と大きく変わらない姿で描かれていることに、新しさが感じられる。多くの現代ファンタジーにおいて、神様と言えば力の源である。もちろん、この物語のミカゴという存在はいる。ミカゴは神様に神通力を与えられた人間のことだ。しかしその神通力は、それほど目に見えて激しい物ではない。よって、この物語の大半は神様と人間を巻き込んだ事件解決に、大きく分量を割いている。
そして福岡大宰府と言えば、菅原道真が流刑…続きを読む