41.続:プロット

ようやく新作を公開し始めました。


『海と空 - 終末世界の少女たち』

全27話、約10万字(予定)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889379699


予定とある通りまだ全部完成していなくて、ちょうどいま最後のところをあーでもないこーでもないしている段階です。8月12日には完結しているはずなので、よかったらこの機会にチラリと目を向けていただいて、さらによかったらフォローしていただいて、さらにさらによかったら感想でもいただいて、さらに(くどいので略)


文字数としては当初の予定通り10万字程度でクロージングできそうで、やっぱり一回長編仕上げたことで、なんとなくの分量が肌感でわかるようになったのは成長と言っていい気がします。過去の経験が活きたな。


ただ、全部予定通りにいったかというとそうではないです。振り返ってみて特に思うのはプロット。そんなに力入れなくてよかったなぁって感じです。というのは、昨年末のこのエッセイで、自分は以下のようなことを書いていました。


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今回はプロットをもう少し具体的にしてみます。とはいえやることはシンプル。1話から30話まで、各話の概要を作ってみるのです。あとは1話4000字弱で書いていけば10万字程度になろうという目算です。

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で、やってみたんですよ。しっかりプロット用意したんです。で、書き始めてみたら、または読み始めてみたら、いろいろ出てくるんですよね。あ、ここ、流れ悪い。違う展開思いついた。こっちの方がたぶんおもろい。この設定、こっちのほうが辻褄合うな、とかエトセトラエトセトラ。


そんなにプロットがちがちに作り上げたわけではないんですが、あんまりここに時間かけてもしょーがないかなー、みたいな思考になりました。結局書きながら方向修正するのなら、プロットは必要最小限の方が無駄が少ない気がしますので。


ここは人によるとも思います。計画が決まって着々と進めるだけの方が力が出る人もいるでしょうし。というか僕と違って構想段階でしっかり面白いストーリーラインにできる人もいるでしょうし。


今作も途中で色々と予定変更があったせいで、全体を通してみるとストーリーが少しイビツなんですよねー。1点作者目線で致命的に気になる部分があるのですが、もう話の根幹に関わっている個所なので、今回はそのままで仕上げることにしました。うん、たぶん僕の場合もっともっと色々書いて、無理のないストーリーを構想段階で組めるようになるのが課題かなー。


とりあえず試行錯誤して経験詰むしかないですね。そういう意味でも、作品完成のサイクルを短くしていきたい。ので、プロットも簡素に、でいいのかな。


うむ、次にしっかり繋げていこうと思います。


ではまた。

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