49.中間選考なるもの
まったく予期しておりませんでした。
先日カクヨムコン6の中間選考結果が発表されました。
https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon6_nominated
僕は長編と短編、それぞれ1作ずつ応募していたわけですが。
なんと、
・長編 ※朝読小説賞として
『あのクジラの空を越えて』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889379699
・短編
『アル中勇者はリハビリ中』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918914787
それぞれ中間選考を突破しておりました。
……。
……。
……うっひょぉマジかよぉぉおお!!
ジタバタジタバタ、ズンドコズンドコ、ぱおーぉーぉーぉーんっっっっ!!
……げふんっ、失礼、取り乱しました。
しかしこれは望外の結果と言っていいです。
中間選考なるものに生まれて初めて通りました。
しかも両方だなんて。
短編・アル中勇者の方は引っかけてもらえるかもな、というのはちょっと期待していました。
開催期間中に投稿して、獲得した★は33。たぶんぎりぎりだったはずです。
短編は読者選考方式で、公式には以下のようにアナウンスされてます。
―――――
応募された作品の中から、読者選考によるランキング上位作品が最終選考にノミネートされます。
―――――
兎に角読まれるべし。いたってシンプル。ゆえに難しい。
僕のように隅っこの方で細々と書いている者にはランキングというのは魔境みたいなものですから。
書いた内容も非常にしょうもないものでしたが、しょうもないながらもしっかり全体の雰囲気を崩さず、キャラも立てつつ、しっかりコメディの体裁にできたのがよかったのかな、と思います。
うん、次につながる、そんな気がする。
そして何より長編です。クジラの空。
こちらの通過は完全に寝耳に水でした。
応募したのは朝読小説賞。読者選考ではない、というのが大きいです。
というかそうだったら絶対に通ってない。
期間中獲得の★は6とか、その程度のはずなので。
もちろんそれは通りやすいという意味ではなくて、プロの目で厳しく審査されるというわけなので、そんな甘い世界ではないはずで。
書いたものがたまたま爽やか路線で、ティーンエイジャーの読み手を想定していて、そういった雰囲気がたまたまこの賞に合っていた、という巡り合わせが結構大きかったのかなと思います。(まるで大賞を獲ったかのように語る男)
でも同時に、ちょっと自信持っていいのかな、と思いました。
この物語を書き終わった時、うん、悪い出来ではないな、と思ったんです。
ところどころ妥協の痕や拙い手癖もあるわけですが、そこそこ良い具合にまとめられたな、と。
ところが書いた直後は思ったほど反響がなかったわけでして。笑
言ってしまえば前作のホラーのほうが倍くらい読まれましたからね。
自分の中の感触と乖離があるような気がして、少し自分の感触不信みたいになっていたかもしれません。
けれど、こうして一定の評価基準をクリアしたということは、それなりのクオリティのものを出せたということだと思うので、うん、良い感じ、みたいに手ごたえがあったら今後はその感触を大事にしてあげたいな、と思います。
なにしろ、ちょうど今また新しいのを書いていて、面白く出来てそう、という感触もありますので。
うん、いけるいける。こりゃあ面白くないわけがない。完璧すぎて非の打ち所がないわ。(すぐに調子に乗る男)
僕は別に何かになりたくて小説を書き始めたわけではないですが、やるからには良いものが書きたいですし、巧くなりたい。
色々読み漁って、書くのも試行錯誤を重ねて、腕を磨いている中で、こうして目に見える形でその成果が出た、というのは純粋に嬉しいです。
正直もっと先の話だと思ってました。
でもこれに満足せずに、まだまだ腕を磨いていきたいです。
頑張って書いていきます。
そんなわけでもしよかったら、次の作品も楽しみにしていただければ。
ではまた。
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