47.大量生産時代を経て
明けましておめでとうございます。(遅すぎ)
皆さん新年いかがお過ごしでしょうか。
気付いたらもう1ヵ月近くが過ぎようとしています。
時間を、時間を無為に過ごしすぎてる気がする……。
今年はしっかり書くんだぞ、と、まぁいつもと同じような気合入れをしつつ。
実際、カクヨムコン6もある程度読んだし、レビューも1個書いたので(ノルマ達成)、そろそろ本腰入れて自分の作品に向き合おうかな、と思います。
ちなみに前回更新で「その他」扱いをしたどんでん返し部門ですが、ちょっと僕の中での印象が変わってきました。
運営さんがどう考えているかの点で、ですけれど。
というのも、昨年末にこんなお知らせがあったのです。
『第6回カクヨムWeb小説コンテスト「どんでん返し部門」の参考作品に関して』
https://kakuyomu.jp/info/entry/2020/12/23/120000
この部門ではこんな作品を期待してるよ、というメッセージですね。
いや、こういうのはもっと早く出そうよ。という話はありつつ、思ったより雰囲気しっかりした作品が並んでるな、とも思いました。
どうしても流行りの異世界やラブコメのイメージに引っ張られて、ホラーSF界隈でも求められているのは比較的ライトなノリなんじゃないか、と思うこともあったのですが、あ、全然そんな感じじゃなさそうだな、と。
異世界は異世界で求める作品があり、どんでん返し部門はどんでん返し部門でまた明確に線引きがありそうです。
どうなんでしょうね。
求める雰囲気が違ってくるなら、同じカクヨムコンという枠の中でやらないほうがいいんじゃないか、とも思ったりします。
実際、どんでん返し部門のランキング上位を見ると、異世界&ラブコメの空気を感じなくもない、というか。
そもそも、WEB小説が盛り上がってきて、いろんな淘汰の結果として台頭しているのが今の異世界ファンタジーなわけで。
だから読者選考とか、ランキングがそういう雰囲気に傾くのはとても自然な成り行きなわけで。
で、それとは少し違うものを探そうと思ったら、何かしら仕組みを変えていく必要もある気がします。
というかめっちゃ作品数増えてきてるみたいですからね。
それでランキングまで評価軸と少し違う、となってくると、作品サルベージは相当大変だと思います。
※作品投稿数はこの1年で1.8倍
『「カクヨムロイヤルティプログラム」運用一周年突破! ユーザーの活用状況を大公開します!』
https://kakuyomu.jp/info/entry/klp_1st_anniversary
※カクヨムコン作品投稿数も去年と比べて1.5倍くらいは増えてそう
『#カクヨムコン6 の応募総数が10,000作品を超えました!』
https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon6_news
運営さんも色々と工夫しようとしている、のはなんとなく感じたりします。
例えば、作者の質を上げようとしている、という活動が目に付くようになった気がします。
カクヨムコン6直前にはプロ作家を招いてウェビナー(今の時世ならではですね)をやっていましたし、最近ではフィルムアート社の協力で、小説の書き方講座が開設されたりしました。
『きちんと学びたい人のための小説の書き方講座』
https://kakuyomu.jp/works/1177354055193794270
え、これ、無料で読んでいいんですか?
ってなりましたね。思った以上に出し惜しみなく書かれてました。
思えば産業市場も、大量生産期を経て、成熟期に向かう際には製品・サービスに付加価値をつける方向にシフトします。
カクヨムも、ある程度作者と読者の量を確保することができたなら、次は質を意識するフェーズに入ってくるのかもしれません。
先述のような講座なり、作者への支援みたいなものがこれからも幾つか提供されてくるのかも、なんて、どうでしょう、期待し過ぎですかね。
少なくとも、僕は吸収する気満々です。えへえへ。
どうすか運営さん、先行投資。僕は期待されたら頑張りますよ。
……と、まぁそんな適当な媚を売りつつ、しかしそういう機会があったら、うまく利用させてもらおうかなーって思います。
まだまだ勉強不足な身でありますがゆえに。
皆さんは小説書きのテクニックとか、どういうところで身につけたのでしょうか。
もしコメントとかでおすそ分けいただければ嬉しいです。
ではまた。
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