第6回カクヨムWeb小説コンテスト「どんでん返し部門」の参考作品に関して

12/1~1/31の期間で作品応募受付中の第6回カクヨムWeb小説コンテスト

今回から新設された「どんでん返し部門」で選考に参加する編集部が応募作品に期待するイメージをお伝えするために、KADOKAWAの書籍から参考例をご紹介します。
※「どんでん返し部門」は文芸系の編集部をはじめ多数の編集部・レーベルが選考に参加します。以下は主に文芸系の編集部が期待する作品の参考例です。

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――「どんでん返し部門」の参考作品――

《その①》
『Another 2001』
著者:綾辻 行人


一大ムーブメントを起こした学園ホラー&ミステリ 新作が遂に刊行!
始まってしまった。
そんなはずは、なかった……のに、どうして。

今年の〈もう一人〉は、誰――?

多くの犠牲者が出た1998年度の〈災厄〉から3年。
春から夜見北中三年三組の一員となる生徒たちの中には、3年前の夏、見崎鳴と出会った少年・想の姿があった。
〈死者〉がクラスにまぎれこむ〈現象〉に備えて、今年は特別な〈対策〉を講じる想たちだったが、ある出来事をきっかけに歯車が狂いはじめ、ついに惨劇の幕が開く!
相次ぐ理不尽な“死”の恐怖、そして深まりゆく謎。
〈夜見山現象〉史上最凶の〈災厄〉に、想と鳴はどう立ち向かうのか――!?

綾辻行人が満を持して放つ、渾身の1200枚!
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《その②》
『ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人』
著者:中山 七里


綾野剛・北川景子共演で映画化! 安楽死の闇と向き合う警察医療ミステリ!
人には、生きる権利と死ぬ権利が平等にある――。安らかな死をもたらす白衣の訪問者は、聖人か、悪魔か。警視庁の敏腕コンビVS闇の医師、極限の頭脳戦が幕を開ける。大人気警察医療ミステリ、遂に映画化!
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《その③》
『私の友達7人の中に、殺人鬼がいます。』
著者:日向奈 くらら


そして誰もいなくなった? 閉ざされた山で起こる、異常すぎる殺人事件!
謎の人物「名無し」によって某山麓に呼び出された7人の高校生たち。翌朝、山小屋に宿泊した彼らが見つけたのは、顔を念入りに破壊され、串刺しにされて炙られる死体だった――。惨劇が幕を開ける!
作品詳細はこちら


叙述トリックの名手である綾辻行人先生の人気シリーズ第3弾『Another 2001』、どんでん返しの帝王の異名を持つ中山七里先生の映画化作品『ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人』、12月24日(木)に発売となる日向奈くらら先生の最新ホラー作品『私の友達7人の中に、殺人鬼がいます。』の3作をご紹介しました。

いずれの作品も「どんでん返し」の仕掛けが組み込まれているはず……⁉
年末年始に参考作品を読んで、「どんでん返し部門」に応募する際のヒントにしていただけたら幸いです。

最後に、選考する編集部が期待している作品のポイントをご紹介します。

  1. ジャンルはホラー、ミステリー、SFなど自由ですが、読み手の心を揺さぶるエンタテインメント作品を生み出してください。

  2. 物語の面白さと、魅力的なキャラクターを両立させ、その上で読者の想像を超えた「どんでん返し」が仕組まれた作品を求めています。

  3. 物語の舞台は現代に限りません。人気ジャンルやストーリー展開の中にどんでん返しの要素を組み込むなど、読者の間口を広げることを意識してみてください。

皆さまのたくさんのご応募をお待ちしています。

▼「どんでん返し部門」へ応募する際は以下にご注意ください。

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