【応募受付中】第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の選考委員に、あらたに米澤穂信氏が就任!



現在カクヨムからも作品応募を受付中の第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の選考委員に、米澤穂信氏があらたに加わることになりました。

いずれも日本を代表する人気ミステリ作家の綾辻行人氏、有栖川有栖氏、黒川博行氏、辻村深月氏、道尾秀介(五十音順)にくわえ、米澤穂信氏という、これ以上ない豪華な顔ぶれ。総勢6名での選考委員体制で臨みます。

写真:干川 修

新選考委員の米澤穂信氏からのコメントは以下。

「小説のよさは多種多様で、新奇なもの、完成されたもの、得体のしれない情熱に支配されたもの、皆それぞれに心ひかれます。これこそがいい小説だというあなたの確信を、どうか叩きつけてください。おすすめは心を熱く、頭は冷静に保つこと。しかしそれとて、小説に挑む無数の方法論の一つに過ぎないのです。

●横溝正史ミステリ&ホラー大賞とは
50余年にわたり推理・探偵小説を精力的に執筆し続け、また怪奇・ホラー小説にも親和性が高い横溝正史氏の名を冠した本賞。ともに四半世紀以上の歴史を持つ「横溝正史ミステリ大賞」と「日本ホラー小説大賞」を2019年に統合し、ミステリとホラーの2大ジャンルを対象とした「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」としてうまれかわりました。
このたび、その新人文学賞がさらにリニューアルされ、今回より「カクヨム賞」の新設決定!

第43回の募集締切は、2022年9月30日23:59まで
ミステリ界のレジェンドに、小説を読んでもらえる千載一遇のチャンスです!
目指すは大賞、そして記念すべき第一回カクヨム賞もぜひ狙っていただき、皆さまどうぞ奮ってご応募ください。
心よりお待ちしております!
詳しくはこちらを御覧ください。


kakuyomu.jp

米澤穂信 Profile
1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。『満願』および15年発表の『王とサーカス』は3つの主要年間ミステリランキングで1位となり、2年連続の三冠となった。21年刊行の『黒牢城』で第12回山田風太郎賞並びに第166回直木三十五賞を受賞。『黒牢城』は4つの主要年間ミステリランキングすべてで1位を獲得し、史上初の四冠を達成した。