15.ロボットバトル参加してきました
参加していた『#匿名短編バトルきみのロボット編』が終了しました。今回、2つの作品を送り込んでいます。今回、それぞれの狙いだったり、裏話的なことを書いていくので、ネタバレを避けたい人はまず作品の方に目を通していただければと思います。
036 - 終末世界の青写真 (応援数:12・PV:106)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885440692/episodes/1177354054885477703
052 - 酒の勢いで書いたロボット・オブ・ザ・デッド (応援数:8・PV:115)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885440692/episodes/1177354054885491197
なお、参考までに全体平均は手元の集計で、応援数:約9.4・PV:約84.0 となっています。参加期間が短い作品もあるので、PVはあまり参考にならないかもしれません。ただ、結構Tweetもしてもらえた方かなとは思っています。ありがたいです。
また、開催期間中に頂いた感想をもとに修正、アレンジを加えたものを『場当たり的ショートショート集』として公開しました。今後他にも掌編が思い浮かんだら、ここに追加していこうと思います。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885651337
さ、前置きはこんなところで。
今回、全く方向性の違う2つを創ってみました。
まずは1作目『終末世界の青写真』ですが、課題チャレンジな意味合いが強かったです。当初の狙いは大きく3つです。
1.三人称でしっかりしたものを書いてみる
2.女性主人公にチャレンジしてみる
3.読後感のいいものを作る
です。
また、きっと全体の傾向として「熱いバトル」「ロボットとの愛・絆」という作品が多くなると予想してたので、なるべくそういった硬質な作品と被らないように、というのを意識していき、
4.大自然の中でオーガニックな雰囲気をつくる
が追加されました。結果、終末世界で云々……という話に収まっていきました。
終わってみれば、自分でも納得できるものが出来た気がします。「しがらみなんか振りほどけ」的なメッセージ性も込めることができました。普段親から「お前結婚しないのか」とか言われ続けてきた影響もあるかもしれません。笑
とにかく書いた後の感触が良くて、「お洒落なものを創るじゃないかお前、うり~うり~」みたいな小芝居を完成後に独りでやっていたりしました。(気持ち悪い)
特にニーナが空に飛び出すシーンとかは何かが降ってきたようにスラスラ書けて、この感覚を他の作品を創る時も大事にしていきたいなと思います。
あと、女性主人公に初めて挑戦して、女性の方々から評価を多くいただきました。これも今後に向けて自信がつきますね。また積極的にチャレンジしていきたいです。
そして問題の2作目『酒の勢いで書いたロボット・オブ・ザ・デッド』、刺さる人と刺さらない人に分かれました。原因は明確です。
オチが分かりづらい。
これですね。例えばTwitterの感想ではこういった声が挙がってました。
「ちょっとこんがらがりました」
「どっちがどっちだ!?w わからーん!!w」
うーん、コメディタッチで攻めてみたのはいいものの、それでオチが分かりづらいってのは致命的でしたね。
実を言うと、もともと2作目を創るつもりはなかったのですが、酔っぱらって想像を巡らせていくうちにできそうな気がして勢いで書き上げました。
この企画で僕がお遊びするならどんな作品かなー、やっぱホラー絡みかなー
↓
ロボット・オブ・ザ・デッドって変だよな、ロボットなのにデッドって
↓
でも実際ウイルス感染も絡めやすいし、作れそうだな
↓
ロボット社会で、ウイルス感染したロボに襲われる話にしよう
↓
タイトルにも遊びをつけ足しておくか
という感じです。で、書いているうちに「お互いにウイルス使いまくって、どっちが感染者かわからなくなってるって面白いな」というオチが思い浮かび、ロボならではだな、という判断もあってそこに着地しました。が、コメディ路線で書き始めたので字数的に厳しく、肝心のオチのところが説明不足だった感は否めません。もともと今回のように、最後の最後で新しい材料を提示して、読者様に色々想像してもらうタイプのオチが好きなのですが、今回はただ混乱させて終わってしまったケースが多かったみたいです。感想で
「オチを書くあたりで酔いが回ったんかな」
とか言われる始末。笑
やっぱり僕みたいなのが勢いに任せてはダメですね。と言いつつ、字数に収める調整は完全
新しくアップしたアレンジバージョンではもう少しオチをわかりやすくしてみました。やっぱり字数的にも厳しくて、結局500字くらい増えることになりました。もう少し腕を磨かないといけないですね。
ただ、オチをありがたくも理解してくれた方々からは結構な推しをもらえたりしたので、ストーリー、アイディアとしては良かったのだと思います。そこらへんは素直に嬉しいです。
と、いう感じで、収穫も課題も見つかり、個人的には参加してとてもためになったなーと思います。企画全体で最終的に178作品も集まったのですが、それに一つ一つ感想を呟いてくれる人もいて、そういうのが本当にありがたかったですね。忌憚のない感想をいただく機会は本当に貴重だなと。今後も似たような企画が走る際は、積極的に参加してみようと思います。(テーマ次第にはなっちゃいますが)
また、この企画で新たな作者様との繋がりもできたりしたので、駆け出しの僕にはそういうところも大きかったです。今後もこういうものを大切に、創作がんばっていきます。
ではまた。
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