概要
冬のスーパーカブは、辛く厳しく面白い。
親無し趣味無しで友達も居ない、ないないの女の子だった小熊が、高校二年の初夏にスーパーカブを買って数ヶ月が経った。
カブと共に季節は替わり、南アルプスの麓に吹く風は日に日に冷たくなっていく。
小熊はカブを通じて知り合い、同じ夏を過ごしたハンターカブに乗る同級生、礼子と共に、バイク乗りにとって試練となる冬を迎える。
カブと共に季節は替わり、南アルプスの麓に吹く風は日に日に冷たくなっていく。
小熊はカブを通じて知り合い、同じ夏を過ごしたハンターカブに乗る同級生、礼子と共に、バイク乗りにとって試練となる冬を迎える。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!全世界1億台のカブユーザーのための小説
文庫から入りました。私は60台のカブ90カスタム乗りですが、この小説を読んでると、「あれ、ここなんか俺と違う」と思っても、次回自作できっちり回収されて心地よいです(例:一作目で礼子がMDをあっさり見捨ててハンターに乗り換えたり、あとがきでそろそろ90に乗り換えよかな?と言っといて、2章では小熊が大破したカブを直す。カブそのものを愛する人種と自分のカブを愛する人種。どっちか一方だけならちょっと消化不良感がありましたが、納得)。
今書こうとしている同人2次作品でカブ50の二種化を書こうと思っているので、勉強になります。三章続編期待してます。