毎日が新鮮だ!

免許を手にして、初めてバイクに乗ったころを思い出す小説です。行動範囲が大きく広がり、憎たらしかった坂道を加速しながら制覇した時の悦びや、側溝や畑に転落した時の痛みや脱出の苦しみまで思い出させてくれます。しかも舞台が私の故郷の近く。一層共感が湧きます。久しぶりにバイクに乗ってみたくなりました。こんな素敵な高校生に会えるかな?還暦も近いオヤジの妄想を掻き立てる作品です。

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