09.君が従者で主が俺で

 王宮へ顔を出した日の翌日。


 「それじゃあ、ドムくん、エルちゃんたちとシューくんを夕方まで借りちゃうね」

 昨日の別れ際の宣言通り、朝飯を食い終わった頃合いを見計らったように、フェイアの姐さんが、ウチを訪ねてきた。

 王宮出仕用の紫紺のローブじゃなく、普通の町娘っぽい私服──濃緑色でくるぶし近くまで裾のある長袖エプロンドレスを着た姐さんは、その童顔 (ドワーフだから当然なんだが)と明るい表情が相まって、知らない人には元気溌剌系のヒューマンの美少女に見えなくもない。

 いや、実際、ふたりの子供を産み育てた(なおかつ嫁に出した)未亡人とは思えないくらい、精神面でも若々しいのは知ってるけどな。

 ただ、今日に限っては、その若さというか娘っぽさがプラスには働かないような気がする──主に荷物持ち担当の少年にとって。


 「おぅ、すまんが頼むぜ、姐さん。ただ、ウチのたちは全員“女の子初心者”だからな。最初っから全開でトバさないでやってくれよ」

 もちろん、俺は、その懸念をストレートに口に出すような愚かしい真似はしなかった。さらっと無難な方向でそれとなく注意しておくに留める。

 「え~~! うーん、でもしょうがないか。わかった。今日のところは“ガールズライフ講座・基礎編”ってことで加減はしとくよ」

 姐さんは、ちょっと不満そうな顔はしたものの、今日の買物が誰のためのものなのかはキチンと認識していたようで、譲歩してくれた。

 (この辺りの感覚は流石だよなぁ)

 伊達に「剣豪王のうきん外付良識回路ちえぶくろ」とか「ロムルスのしろき魔女」とか呼ばれてないぜ。

 そういうワケだから、それなりに配慮はしてくれると思うぞ、シュート。

 「えぇ、まぁ、それは有り難い話ではあるんですけど……」

 「でも、それ根本的な解決になってませんよね」という弟子の呟きは、あえて聞こえないフリをして、俺はにこやかに“5人”の美女・美少女に強制連行ドナドナされるシュートを見送った。


 「さよーならぁ、おたっしゃでぇ~」

 小旗を振るのはやめろ、やめてさしあげろ──ユラン。

 「と言うか、お前は行かなくても良かったのか?」

 「いやぁ、あっしまで同行しちまったら、大将を護衛する人材がいなくなりやすでがしょう? 心配ご無用でさぁ。あっしの分の着替え類は、エルシアとフェイア様にキッチリ丸投たのんでおきやした」

 「お前さんがそれでいいというなら構わんが」

 それじゃあ、せっかくだから、ひとりずつ進めるつもりだったユーディットとオリドロスの人化調製にまとめて取り掛かるか。


 工房に入ると、あらかじめ呼んでおいた2体が手持ち無沙汰に壁際に佇んでいた。

 「お、すまん。待たせたか?」

 揃ってフルフルと首を横に振る竜牙兵ガイコツ2体。こういうトコロはなかなかにユーモラスな光景だと思うんだがなぁ。

 「あっしも異論はありやせんが、少なくとも初めて見る小さい子とか赤ん坊には泣かれやすから」

 シュートが言ってたアレか。地味に気にしてるらしいな。


 とりあえず、空いた硝子円筒カプセルのうちのふたつに入るようユーディット達に指示し、カプセルの扉を閉めた後、上部に繋いだ管から特製の青い水溶液をカプセル内に満たしていく。

 ──いや、ドロス、液が溜まるのに合わせて「お、溺れるー」ってジェスチャーはしなくていい。お前は身体張ってウケをとるお笑い芸人か! 逆にユーヂの方はもうちょっと肩の力を抜け。心配しなくてもユランたち5人の調製で得られたデータを基に、失敗する可能性は極限まで減らしてあるから。

 俺自身の設計&経験蓄積の結果とは言え、コイツら滅法人間味豊かだよなぁ。


 「だからこそ、皆、大将には感謝してるんでやんすよ。普通、竜牙兵といやぁ、使い捨てに近い魔術師の壁役か、せいぜい館の番犬替わり。そして、それを不満に思うおつむすら備えていないモンでやしょう?

 なのに大将は、あっしらに自我こころとAI《ちえ》を与えて、あっしらのこともご自分の“仲間”として遇してくださいやした。

 今回の一件で大将には色々ご迷惑をおかけしやしたが、その分の御恩は幾久しくお傍で働いて返しやす!」

 言葉自体はいつもの三下口調ながら、真剣な表情で妙齢の美女が自分に忠誠を誓ってくれるってのは、悪い気はしないモンだな。

 微妙に照れくさくなった俺は、ついとユランから視線を逸らして、円筒の方を眺める。

 薄いブルーの液体の中に揺蕩う人間の(ものにしか見えない)白い骨格ガイコツ。溶液が完全にユーディットたちの“身体”に馴染んだのを確認してから、俺は儀式魔術用の杖──普段、戦闘用に使ってるヤツじゃなく各種宝玉と魔晶で魔力増幅機能に特化した代物を左手に持ち、右手の人差指で硝子円筒の表面に魔術印章シジルを刻む。

 指先から“蜂蜜か水飴のようにねっとりした”魔力が円筒にゆっくりと流れ込み、同時に円筒内壁にあらかじめ刻んでおいた魔法陣が光を発して浮かび上がった。

 (思えば、魔力特性が“コレ”だからこそ、今、俺は此処サイデルにいるのかもしれんな)

 微笑とも苦笑ともつかない半端な笑みで口元が緩む。

 俺が真っ当な──少なくともグラジオン大陸一般でイメージされる“魔術師”として大成できない理由の7割が、“魔術適性”ではなくこの“魔力特性”にあった。

 前者は攻撃、防御、回復などの各系統の魔術の習得しやすさと熟達しやすさを指すのに対して、生まれ持った魔力自体の性質だ。これは(臨死体験などでもすれば話は別だが)基本的に生涯変わることがない。普通はせいぜい“特定の属性と相性がいい・悪い”程度で、それによって魔法に得手不得手が出る程度なのだが、俺の持つ“”という特性の場合はその程度では済まなかった。

 専門的な議論をサックリ省略してわかりやすく表現すれば、俺の魔力は“粘っこ過ぎる”のだ。

 一般的な魔術師の魔力が水だとすれば、多少の誤差はあっても普通はせいぜいサラダ油程度の粘性なのに、俺の場合はその数百倍、濃い水飴みたいなものと言える。

 おかげで魔力の体外展開速度も標準の100分の1程度。投射型魔術の最大到達距離も大きく減衰している。

 先ほどのたとえを流用すると、普通の魔力が水鉄砲に水を入れた場合とすると、俺の場合は代わりに水飴が入っているようなもの。当然、遠くには飛ばず、先端からゆっくり垂れるか、力いっぱいいきんでも10数センチ飛べばいい方だというていたらくなワケだ。

 グラジオン大陸における冒険者や軍人などの戦闘系魔術師コンバットメイジは、第一に“遠くの敵を素早く攻撃する”ことが求められる。

 なのに俺の場合、たとえば【火球ファイアボール】の呪文を詠唱したとしても、射程距離は一般的な術者の半分以下、火の玉が飛んでいく速度も5歳児がみかんを手で軽く投げた程度にしかならない。ド素人相手ならともかく、レベルの高いモンスターや敵対者ならそれに対処することは難しくないので、攻撃役アタッカーとしては非常に不向きなことがわかるだろう。

 とは言え、射程距離と速度がさほど影響しない魔術に関しては問題なく使用できるし、逆に即効性より持続性が必要とされる魔術に関しては、むしろ有利に働くことも多い。この辺りが、俺が補助系や阻害系の魔術に習熟し、魔具製作が得意な理由でもあるな。

 今回のこの“竜牙兵の人化調製”という儀式魔術にしても、俺と同程度のレベルの普通の術者なら、成功率は著しく下がることは間違いない。その意味では、有難い特性ともいえる。


 硝子円筒内で完全に術式が起動したことを確認してから、俺は指を離し、もうひとつの円筒にも同様にして魔力を注ぎ込む。

 「ふぅ、これでよし、と。あとは、1時間ちょい待てば、仕上がるはずだな」

 まぁ、よっぽどの厄介事ことがない限り、このままほっぽっといても、時間が来れば、昨日のエルシアたち同様、人化が完了して自分から円筒から出てくるはずだが、折角なので経過の観察もしておくか。

 「あ、大将、お茶を淹れてきやしょうか?」

 「ああ、頼む」


 で、そのまま部屋を出て台所に向かったはずのユランなんだが……。

 「お待たせ致しました、旦那様。本日の昼前軽食イレブンジズは、珈琲と紅茶、緑茶、ハーブティー、いずれになさいますか?」

 パフスリーブの長袖ロング丈の黒ワンピースに白エプロン、トドメにフリル付きカチューシャという、どこからどう見てもトラッドなメイドさんスタイル(じつはコレも外来人由来らしいが)に着替えて、ティーセット一式を載せたワゴンを押して現れやがった。

 「……ふむ。それじゃあ、せっかくだから紅茶で。銘柄は任せる」

 「畏まりました」

 慣れた手つきでリーフをティーポットに入れると、魔具製ケトルのスイッチを入れ、ある程度高温を保った湯をさらに熱して瞬時に沸騰させる。

 その機を逃さず、高めの位置からティーポットに素早くお湯を注ぐと、ティーポットの蓋を閉める。

 あとは、このまま3分ほど蒸らさないといけないワケだが……。


 「──というか、メイド服なんて、どこから調達してきたんだ?」

 少なくとも俺自身は買ったりつくったりした記憶はない。

 あの真面目くんな弟子シュートが持ってるというのも考えにくいし……。

 もしかして、フェイアの姐さんか!? あの人なら「やっぱり家事する女の子はメイド服が似合うよね♪」とか言って、こっそりユランたちに渡してそうではあるが。

 「コイツぁこの屋敷の使用人部屋にあったものでさぁ。大方、屋敷の前の持ち主さんが雇ってたメイドのお仕着せだったんじゃねぇスか?」

 いつもの口調に戻ったユランが、両手の親指&人差指でスカートを摘み上げながら、クルリと一回転してみせる。

 そう言えば、この屋敷を買った時に、前所有者のころから使ってたらしい棚だとか桶だとかカーテンだとかの細々したものが、いくらか残されてたんだっけか。

 屋敷の代金には、そういう中古品モノもサービスとして付けるって契約ことになってたから、このメイド服もその範疇ではあるのだろう。


 「それにしても、大将、案外驚いてらっしゃらないでやすね?」

 「いや、確かに最初目にしたときは、驚いたし見違えたぞ? とは言え、今のお前さんに似合ってるのも確かだし、まぁ、いっぺんくらいは“メイドさんと旦那様ごっこ”するのも、悪くないかと思って」

 実家というか本家の爺さん家は、地元ではかなり名の通った商家だからそれなりの数の使用人もいたけど、内々のことをする女性使用人の制服はキモノ+カッポウギの“お手伝いさん”スタイルだったんだよなぁ。ありゃ、絶対、ニホン出身の爺さんのシュミだな、うん。

 「お気に召したようでしたら、屋敷こっちにいる時、あっしらはこの格好してやしょうか?」

 「…………いや、やめとこう。テーバイが見たらメイドフェチとか言ってからかわれるだろうし、万一、ルカディアにでも見つかった日には何言われるか」

 ちょっと──ほんのちょっとだけ葛藤した後、ユランの案を却下する。

 ちなみに、ルカディアというのは弓の軍団長で、サトゥマやテーバイほどではないが、そこそこ俺と親交がある女性だ。俺よりふたつ年上で、戦場では頼りになるし、基本的には“いい人”なんだけど、堅物というか口うるさいのが欠点だな。

 「ルカディア様はチキュウで言うところの“委員長枠”なんだから、仕方ないでやんすよ」

 まぁな。ああいう人間がいないと組織が巧く回らないというのは同感だし、それなりに感謝も友誼も感じてはいるんだが、さすがにこの年になって、伴侶でもない女性にあれこれ私生活に口出されるのは、ちょっとなぁ。

 「でしたら、その“伴侶”にお迎えになれば、よろしいんじゃないスか?」

 それこそ、まさかだ!

 ──ラブコメの鈍感キャラ的反応じゃないぞ? さすがに嫌われてるとまでは思わないが、ルカディアの理想の男性像とは俺はほど遠い人間だし、逆も然り。俺だって、嫁さんに迎える女性くらい選ぶ権利はある。

 「恋愛感情の有無は別にしても、その言葉を聞いたら、ルカディア様は怒るでやんすよ……と、そろそろですかね」

 鮮やかな手つきでティーポットを傾け、カップに紅茶を注ぐユラン。

 竜牙兵時代から俺のそばで給仕を担当することも多かったせいか、その仕草は手慣れたもので、メイド服もあいまって“破壊力は絶大”だ。

 「クラムナード産オータムナルをアールグレイにしたものです」

 デスクに置かれたティーカップを手に取り、口をつける。

 「うん、いい味だ。いつもありがとう、ユラン」

 「──もったいないお言葉を」

 さっきの“メイドと旦那”ごっこの続きを澄まして演じ──続いてふたり揃ってプッと噴き出す。

 「わははっ……すまん、やっぱコレ、俺らには似合わんわ」

 「クックックッ……まぁ、そうでやんすね。あっしも、“背中が痒くなる”って言葉の意味を身をもって実感しやした」

 ひとしきり笑ったあと、俺はユランに自分の分の紅茶を入れて対面に座るよう指示する。

 「よろしいんで?」

 「戦場やダンジョンならともかく、家の中でまで立ち番は不要だろ。せっかく味がわかる身になったんだから、お前さんも自分の淹れたお茶を味わっとけって。クラムナード産の茶葉はそこそこ貴重なんだから」

 今更、主人だ従者だって畏まるような間柄でもないしな。


 そのまま雑談モードになだれ込んだ俺たちが、二杯目の紅茶を飲み干し、お茶請けのスコーンがそろそろなくなるかという頃合いで、ドロスとユーヂの入った硝子円筒に変化があった。

 ピピピッという甲高い警告音アラームとともに、円筒全体をうっすらと包む光が強くなる。

 「お、完了まで、あと5分くらいかな」

 「ほぅほぅ、随分と早く仕上がるんでやんすね。最初のあっしの時は5時間以上かかって、エルシアたちの時でも3時間くらいかかったと記憶してやすが」

 デスクの上を片付けながら、ユランが軽く首を傾げる。

 「そりゃ、お前さんのときは、初めての試みだったから万全を期したからな。で、そこで得たデータを基に、ユラン達の調製時は不要な要素を割愛したり簡略化したりして、その技法をさらに洗練シェイプしたのが今回の調製ってワケだ」

 無論、簡略化したからって手を抜いたわけではないぞ、念のため。

 「あ、ふたりに意識が戻ったようでやんすよ!」

 ふむ。確かにまぶたがピクピク動いてるな

 「魔法陣によるバイタル表示では完了まであと150秒ほどか……この時間差はできればなくしたいところだな」

 竜牙兵時ならともかく、人化した状態で水溶液の中にプカプカ浮かんでいるというのは、本人的にあまり気分がイイもんじゃないだろうし。

 いや、待てよ。これまで“呼吸”した経験がないはずだから、案外気にならないのかもしれないな。

 その辺りをユランに確認しようとしたところで、「チーン!」という音とともに、水溶液が硝子円筒の下部に生じた孔からコポコポと音をたてて排出され、同時に扉が開いた。

 「お、無事完了だな。Welcom to this crazy place!」

 あらかじめ用意してあった特大バスタオルをふたりに渡してやる。

 「ケホケホ……いや、別に世紀末って言うほど物騒な場所だとは思いませんけどね。ある意味、“修羅の国”ではあるのでしょうが」

 「ま、オレっちが頑丈タフボーイだって言うんなら、そいつはマスターの見込みどおりだぜぃ!」

 タオルを受け取ったふたりは、軽口をたたきながら身体を拭いてから、タオルをそのまま“腰”に巻く。

 そう、このふたり──ユーディットとオリドロスは、ユランやエルシアたちとは別の竜の歯を購入して作った竜牙兵で、そいつはどうやらオスだったらしい。

 その結果、当然のことながら人化したふたりも男性形──ユーヂは俺と同年代で真面目くろうしょうそうな優男、ドロスの方は15歳くらいの生意気やんちゃそうな少年の姿をしている。

 ──よーし、これで屋敷の男女比率がだいぶ改善されたぞ。

 俺とシュートを含めて、男女の割合が4:5になったから、「美少女ばっか侍らせてるロリコン魔術師」とか揶揄されることはあるまい!


 「あー、なるほろ。マスター、ただでさえ、他人に誤解されやすい外見みかけしてるもんなー、ま、気にしない気にしない」

 ポンポンと肩を叩いてくるドロス。なんとなくわかってはいたが、コイツは随分とフランクと言うかおちゃらけた性格のようだ。

 「こらこら、ドロス、主殿あるじどのに向かって気安いですよ。とは言え、いくら従者とは言え、うら若いご婦人の姿をした者には遠慮していただきたい場所とかも確かにあるでしょうから、私たちがお力になれれば幸いですね」

 対して、ドロスをたしなめるユーヂの方は、第一印象通り、相応の常識人らしい。

 副長格のエルシアはああ見えて思い込みが激しくて熱くなるほうだし、クトゥニアはマイペース過ぎ、ペリオノールは論外、比較的良識派なベロッサでは“姉”たちへの抑えが効かないだろうから、ユランが外している時のF&Tのブレーキ役はユーヂに任せるといいかもしれんな。


 「お、何、これ旨そう。マスター、これ食べていいか?」

 ──此奴ドロスは、馬鹿アホのこ枠か。ムードメーカーはふたりもいらんのだが……いや、待て。コイツの場合は、なんか“お姉さん連中からのいじられ役”になってくれそうな予感もするな。

 まぁ、そのポジションをシュートひとりに押し付けるのは可哀想だし、狙いを分担する犠牲者マトがもうひとりくらいいてもいいか。


 返事も待たずにスコーンの残りを頬ばっているドロスと、額に手を当てて溜息をつくユーヂを眺めながら、俺はそんな(微妙に黒い)未来予想図を思い浮かべるのだった。

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