概要
美しい魔法陣(ソースコード)を書け
実態を知らずになってしまった魔法使い(プログラマ)。世間で言われているほどの酷務でも、ブラック企業だとも思っていないが、考えてしまうこともある。
なんでこんな仕事してんだろ?
※物語パートは1話2000文字を目安にしております。1つの話が複数話にまたがる場合、その話が完結した時に分母を振ることにしました。ひとまとまりごとに読みたい方は分母が入ってからお読み頂ければと思います。
なんでこんな仕事してんだろ?
※物語パートは1話2000文字を目安にしております。1つの話が複数話にまたがる場合、その話が完結した時に分母を振ることにしました。ひとまとまりごとに読みたい方は分母が入ってからお読み頂ければと思います。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この世界にも魔法使いはいるのかもしれない
プログラムなどさっぱりという人も、敬遠せずに読んでほしい。そして知り合いにプログラマーがいたら聞いてみると良い。「君はソースコードの美しさが分かるか」と。
まだ途中だが、目次からにじみ出ている「そうそう!」感だけで期待ができる。
プログラムとはかくあるべき、という本は世に数あれど、こんなに面白くも無駄なく伝えてくれる話は今まで読んだことが無い。
そしてプログラムとはまるで魔法のようだと、常々思っていることを見事に表現してくれている点でも、非常に楽しい。
今まさに様々な人の手が入ったソースコードに四苦八苦しながら、新たな「魔法」を捻じ込んでいる身としては、後輩ちゃんの前に立ちふさがる壁に既…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「美しくない」と言える人は、強い。
なぜならその人は美しさの原理と、そこに至る道筋を知っているからです。そして美しさを蔑ろにして楽をする(悲しいことに世界の大多数を占めている)人々を切って捨てる思い切りのよさがある。こういう人は周囲に畏怖されながらも良い影響を与えてくれます。
学問にしろ、武道にしろ、真に美しいものは隙がない上に柔軟なものです。そういう意味では、この主人公は生き方とポリシーが美しいといえるでしょう。
こんな上司がいたら、つらいことは多いだろうけど、致命的なダメージを免れたままスキルを身につけていけるだろうなぁ、と羨ましくなりました。
ただ例の話で「焼け石に水」でいうところの水にされたことを思い出したの…続きを読む