灰鉄蝸（かいてっか）

　一五年前に星空が消え、異能者が現れた世界。 　【奇跡を立証するもの(SIGN－ALCHEMY)】――シグナルと名付けられた彼らは、何もせずとも、ただそこにいるだけで人々に恐れら…

Web小説を転生の発明以前と以後に分けたとき、境目の「転生」が二つあることはご存知でしょうか？　一つは一次創作シーンの「異世界転生」（2011年）であり、もう一つはそれを準備し…

　ロクソルの森にて、冒険者が斬殺された。相手はゴブリン。彼が使うは、野太刀自顕流。ゴブリンにとって最高位の称号である『サツマ』を冠する恐るべき難敵である。 　だが、冒険者ギルド…

月の狂気と悪魔。そんなコンセプトに惹かれ、普段はやらないゲームに手を出してしまった。 どうせゲームだからと、重要な初期ポイントを適当に割り振ってしまい。 気がつくと、見知らぬ病…

ファンタジー定番の用語辞典的な数行解説。カクヨム版。 #小説家になろうにも掲載しています。

ＡＩ画像のプロンプト集、自分用の備忘録です。 AI画像、AIイラスト、AI写真を作るためのStable Diffusionのプロンプト集（呪文集）

　ある日、幼馴染の神様から余命一年と打ち明けられた。神様なのに。絶対に人間より長生きすると思ってたのに。 　だけど寿命ばかりはしかたない。そりゃ神にだって寿命はある。だけどやっ…

世界最強の国ミスルは奴隷制によって栄える軍事国家。 わけあってミスルから逃亡中の王奴スッカルは、国に戻れと指令を受ける。 罪を許すから、草原のかなたから攻めてくる「竜王」エヴレム…

天使の仕事は、死者の記憶を編集して『走馬灯』を作ることだ。 天使アザミはある日、後輩天使のユイに出会う。 ユイは、自分の走馬灯を編集した天使を探しに来た、と言うけれど──。

近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。

かつて、一人の戦士が古き竜の王を討ち果たした。 竜とは地上で最も偉大な獣であり、その生命は永遠不滅。 人間との力の差は天地の高さを比べるが如し。 故にこそ、その戦士が成し遂げ…

カクヨムコン9プロ作家部門特別賞とりました。応援ありがとうございます。 「さんざんマウントとりやがって、俺も絵描きになってやるよ！」 「へー。じゃあ一年でできなかったら十郎は…

　強大な力と意志を与える〝天輪〟の保持者と、薄弱な意志しか持たない非保持者から成る世界。日本の高校生〝二輪麟太郎〟は〝リヴィン〟として目覚めるが、目の前にいる女に頭を砕かれ殺され…

幼馴染同士で永遠に友達でいたいけど、それって無理だから私たち付き合うしか無いのかな、みたいな。

【コミック版第３巻　５月２８日発売】ギャルゲーの『永遠の散花～Fiore caduto eterna～』はどのルートを選んでもメインヒロインが死ぬギャルゲーにあるまじきギャルゲー…

　殺死杉刑事は殺人鬼を法廷を通さずに処刑することで残された遺族と自分の恨みを晴らしつつ自身の殺人欲求も満たす一石二鳥のお得刑事である。 　そんな彼が今回挑むのは全品無料で客寄せを…

暴君ディオニス。彼は数多の人を殺した。王の妹婿を。自身の世嗣を。妹を。妹の子を。皇后を。賢臣アレキスを――。 走れメロスの、B面です。

幽霊は死んだからと言って完全に消えてしまうわけではありません。 人間が死んで死体を残すように、幽霊も死体を残すのです。

大手建設会社IR部の危機管理チームに務める松永光弘は、渋谷での再開発事業の現場調査に乗り出した。何者かが、建設現場の写真とともに『人骨が出た』等の誹謗中傷をSNSに投稿しているの…

【コミックガルドにて漫画版も連載開始！】孤立無援、悪逆非道、全ては人類のために――魔王に敗れた勇者は、よりによってその魔王の息子に生まれ変わってしまった。正体がバレないよう、理想…

ある航空機の部品を拾って、それを15ドルで買った。 F-104DJ「スターファイター」と呼ばれていた、星間航行が始まるはるか前の戦闘機のその部品一つから夢が始まった。 飛ぶなと言…

　必ずしも24時間の営業が行われなくなった今でも、やはりコンビニエンスストアには24時間年中無休のイメージが強いです。 　太陽輝く真昼も、空気が深い闇の色を纏う深夜も、コンビニは…

人型機動兵器である拡張骨格（オーグメントフレーム）。 それを操る特殊な才能を持つパイロットたち。その中の一人『キングブッカー』は自ら劇的な敗北を演出する八百長の専門家だった。 ……

※現在訴訟パートのみ公開中（理由は近況ノート参照） 『今回は無償です』と言い放って連絡を絶った依頼者。 小説の挿絵を受理したら払うと言われ納品したら、感染症の所為で現金がない…

十年前、銀色に輝く月が空を明けない夜で覆い隠した。 狂える月神。その災いを祓うべく、百人の英雄が二度と帰れぬ戦いに赴いた。 多くの犠牲の果てに、一人の男の手で銀の月は墜とされた。…

　「俺の妻になってくれ」　　 　「…………は？」 　魔剣使いの少女は、ある日偶然出会った蜥蜴男にプロポーズをされてしまう。 　お互い初対面なのに、体液でベトベトになったところで…

【書籍版１巻・ダッシュエックス文庫より２０２４年６月２５日発売】 優等生でお嬢様。とびきりの美人でスタイル抜群の高嶺の花。それが同級生・文月咲耶（ふみづきさくや）に抱いていた…

　かつて『冬枯れの魔女』として畏れられた魔女は、その力を人を傷つける目的で行使しないと決め、一人の少女に戻った。名をフェル・ヴェルヌと改めた彼女は『トゥール・ヴェルヌ航空会社』の…

「クトゥルフ神話って何？ よく聞くし盛り上がってるところは見るけど」 「興味は有るけど、何処から入れば良いか分からないし……」　 「(」・ω・)」うー！(／・ω・)／にゃー！　…

強化外骨格たる《奇鋼礼装（メタルドレス）》を着込んだ武侠が傭兵として命を燃やし合い、都市国家が乱立し興亡を繰り返す南方大陸、都市国家エリオン領地が一つオアノス自治区にて一人の少年…

レアジョブにも程がある。10歳になって判明した俺の役職はなんと「品質管理」。産業革命すら起こっていない世界で、品質管理として日々冒険者ギルドで新人の相談にのる人生。現代の品質管理…

「もう、辞めた方がいいんじゃないですか。」 異世界に転移したチートなし冒険者のケンジの冒険者人生は5年で終わった。 仕方なく底辺冒険者のコンサル事業を始めたケンジだったが、次第…

電撃大賞用に加筆修正しました。 以下、あらすじ 　二〇一五年。場所はとある地方都市『二崎市(ふたつざきし)』。この町には、奇妙な事象が溢れかえっている。 　それは都市伝説めいた…

進み続ける人口減少により、都市部ですら大量の無人家屋が発生する時代 過疎地域に住む人々は、半強制的に都市部に移住させられるようになっていた 徐々に縮小を続けていく社会。 そこに居…

２０１６年国民投票から始まったイギリスのEU離脱劇。まだまだ着地点が見えないこの事態が生活者の目にどのように見えているのか、と言う話。 プライバシーに配慮して人名等、変更を加え…

「モーニングコール、してあげましょうか」と和泉は言った。 「頼む」と俺は言った。 「任せてください」と和泉は言った。 それだけの、他愛もない話。

魅了が使えないサキュバス、アイラ。 辺境貴族の三男坊、ルシオ。 二人は出会い、そして誓った。 たとえ落ちこぼれだって、誰かを魅了することはできる――――そのことを証明する。フリー…

境界線上のホライゾンでたびたび言われる”神代の時代”。人々が天上にいたとき、何があったのか……、というか、その前提？ 気づくと現場は１９９０年代。広大な学園都市の中で、僕は馬鹿な…

おかしくなった世界で先輩と後輩がイチャつくだけの雰囲気小説。

「私に勝ったら、何でも言うことを聞いてあげる」 高校時代、夏瀬れんは憧れの先輩であった秋帆みらいとの、一世一代の勝負に負けた。 それから十年。無為な日々を過ごしていた彼は時を遡り…

※注：本作品はテレパシーを題材にしたSF小説ですが、一般的な小説のルールを逸脱した手法で書かれている箇所があります。お読みいただく際は予めご了承ください。 ◯カクヨム金のたまご…

世界を破滅させるため、落下のエネルギーを集める怪物『徒花』を倒す『魔法少女』。 死んだ姉が魔法少女だったことを知らされたつばきは、妖精の少女フラウと出会い、二代目魔法少女になっ…

2090年、日本から発信されたhIEアイドル『HAL』は世界でも羽ばたこうとしていた。しかし、HALのプロデューサーたちの前にHALと『同じ声』をした少女が現れる。 ※この作品…

　イギリス政府保健省直轄の特殊防疫部隊の第一即応部隊隊長であるフレデリックの仕事は、この国にもたらされるあらゆる生物災害へ対処することだ。ＢＣ兵器によるテロや、外国からの有害細菌…

新たな想区を訪れたエクスたちの前に現れたのは、不思議な少女騎士。男だと言い張ったり、『らしく』なかったり。いったい彼女の運命は、どこを目指しているのだろうか。 原作をご存知でな…

2115年4月！レトロゲームレビューサイト「The video game with no name」開設しました！このサイトでは筆者である私の好きな数々のレトロゲーム、特に歴史的…

とある有名な古書街に軒を連ねる、風変わりなアンティークショップ兼古書店、希臘(ギリシャ)堂。このお店で、わたし、結城ユイ(ゆうき ゆい)はバイトをしている。大学とバイト先とアパー…

カクヨムの機能をまとめました。 エピソードの削除方法や、並べ替えなど意外と気がついていない機能もあるかもしれません。 執筆の参考にしてください。