カクヨムコンに参加するつもりがあるなら、このシリーズは間違いなく必読だと思います。
小手先のテクニック(僕のような)ではなく、実際の数字と体験から導かれた知識が、そのまま戦い方の指針になる。
しかも難しい言い回しは一切なく、会話しているような距離感でサクサク読めるので、気づいたら大事なポイントを全部押さえている。そんな文章です。
投稿タイミング、完結ブースト、タイトル設計、タグの調整──
普段なんとなく流してしまう部分を、 なぜそうなるのかまで具体的に示してくれるので、初心者にも中級者にも刺さる内容でした。
これからカクヨムコンに挑む人には、まずこの連載を一周してほしい。
そのくらい、実戦的で読みやすくて、地に足のついた指南書です。
こちらは創作論・評論ジャンル年間1位(2025・7現在)のご著作でいらっしゃいます。
本文の『読むべし!』話を作者様がきちんとご紹介くださっている親切さ、初めてカクヨムにいらした方にも、他サイト様からいらした方にも、連載、短編執筆をご経験ずみの方にも親切丁寧なアドバイス。
そして、優しいなかにも厳しさをきちんと示された視点からのあえて、のご提言などもございます。
レビュータイトルといたしましたが、各話のタイトルにもアドバイスが含まれております。
これからスタートという『カクヨムって?』という方にもおすすめできます、安心感のあるご著作です。
おすすめ申し上げます。
『小説投稿も初めて。カクヨム投稿も初めて』
…そんな頃の自分にこちら全力でオススメしたい。
創作に向き合う迷える全ての書き手様にも自信を持ってオススメしたい!
出会えて良かったと心から思います。
(星レビューで作品を知るきっかけをくださった、フォローしてる書き手様にもお礼申し上げたい!)
テンポよく、的確で、しかも読みやすくて、時折挟まれる例えでさらに増す納得感と説得力。
もう一度あの話聞きたいなと、開く話を前へ後ろへ(戻っている)
『目からウロコ以上に何を落とせばいいの?
何なら落とせるの?言葉が見つからない!』
もう、読み終わったらそんな思いでした。
この先もきっと御作を思い出しながら(また戻ってきながら)カクヨムで執筆の道を進むであろうと思います。
貴重なお話をありがとうございました。
カクヨムにはとても乱暴に分けると、2パターンの作家さんがいると思います。
すなわち、「読まれる作品を書くために書いている人」と、「自分が書きたいもののために書いている人」。
後者タイプの人は「読まれること」を度外視しているのであんまり読まれなくても満足なのかもしれませんが、前者タイプの人は大変です。
読まれたい、つまりそれは承認欲求。
されど目の前に突き付けられるのは「PV0」の文字。
自信を否定されたような気分になり、がっつりメンタルが削られることでしょう。
そのまま意欲削がれて筆を折る、というパターンに陥る人も多いはず。
でも、少し冷静に考えてください。
泳ぎ方を知らないガキンチョをいきなり海の中に放り込んだら、100%溺れますよね。
まずは水に慣れるところから始めて、バタ足、ビート板水泳と徐々に泳ぎ方を覚えていって、ようやく泳げるようになるわけです。
カクヨムも一緒です。
読まれ方を知らなけりゃ読まれません。
なら、つべこべつまらない御託を並べる前に、本論に目を通しましょう。
リサーチ不足を棚に上げておいて寝言を抜かすのはナシですよ。
読まれるような作品の道筋をしっかり用意できた時、ようやくあなたは土俵に立ちます。
そのあとでどうぞ自由にお書きください。