主人公がスペランカー過ぎて面白い作品だと感じました。
読み始めは、あまり期待していませんでした。
何故ならあらすじが余りに平凡過ぎる。
正直、他の『○○に特化したら最強でした』のような作品なのではないかと。
『最弱でも最強です!』みたいな事になるのではないかと考えていました。
しかし、そのような事はありませんでした。
時折その容姿特化の姿が描写されます。
ですが、ガン振りした容姿より他のクソ雑魚ナメクジ過ぎるステータスがまさかのメイン。
マジの最弱すぎる。
心情の描写も面白いと感じました。
TS物らしく男であった自分と女として生きている自分。その乖離に気づかない振りをするように強がって生きているように見え、良いと感じました。
断言出来ます。この作品は間違いなく良作。