高校生限定の小説コンテスト、「カクヨム甲子園2022」の募集開始まであと1週間となりました。
ご応募をお考えの皆さま、もう「カクヨム甲子園」の歴代の受賞作は読まれましたか?
どのような作品が受賞しているかを知り、作品の評価されたポイントを分析すれば、ぐっと受賞に近づくこと間違いなしです。
もちろん堅苦しいことは考えずに、作品を思いっきり楽しんだり、「負けてられるか!」と発奮するきっかけにしたり。
皆さんの創作のモチベーションアップに繋がれば幸いです。
ロングストーリー部門は20,000字以下と文字数が多い分、自由度も高くなりますが、どのような点がポイントとなるのでしょうか。
ぜひ作品を読んで、どのような点が評価されたのか、作品ごとにチェックしてみてください。
▼ショートストーリー部門の歴代受賞作はこちら
カクヨム甲子園2017
大賞
あまのじゃく(凩 さくね)
選評
高校生が向き合う「死」への実感がリアルで、はらはらしながら読みすすめましたが、ラストシーンでそれまでの情景を鮮やかに覆され、はっとする作品でした。文章力、ストーリー展開、高校生らしさを評価し、大賞に選出しました。
その他の受賞作と選評はコチラ
カクヨム甲子園2018
大賞
猫おじさん(鴉乃雪人)
kakuyomu.jp
選評
息苦しさを抱える主人公と猫おじさんとの交流が瑞々しく描かれています。物語を感じさせる強いタイトル、情景や感情を的確に紡ぐ文章力、時間軸を操る構成力。いずれも読者を意識していることがわかり、選考委員一同、感嘆し、高く評価しました。
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カクヨム甲子園2019
大賞
青春病(神無月)
kakuyomu.jp
選評
自己否定や人間関係の悩みを赤裸々に描きつつ、友情がそれをカバーしてい く過程が説得力を持って綴られています。途中で「あっ!」と驚かせる展開が物語に深みを加え、感情移入させる仕掛けとしても機能していて選考員一同、高く評価しました。
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カクヨム甲子園2020
大賞
毒を食らわば来世まで(小粋な馬鹿)
kakuyomu.jp
選評
物語として完成度が非常に高い作品でした。時代性のある世界観や情景を的確に描く筆力もさることながら、キャラクター造詣が際立っています。「人でなし」の主人公が体温を持った人として感じられるからこそ、作品の成り行きが不思議な納得感をもって迫ってくる、稀有な作品と高く評価しました。
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カクヨム甲子園2021
大賞
世界は日高色に染まる。(占冠 愁)
kakuyomu.jp
選評
豊かな色彩感覚と念入りな下調べに裏打ちされた緻密な描写から、目の前に美しい情景が浮き上がるように感じさせる、高い表現力に審査員一同感服しました。ほろ苦い青春を通じて主人公が成長していく様に、共感せずにいられませんでした。高い完成度を評価し、大賞に決定しました。
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そして、もうすぐ開幕!カクヨム甲子園2022
「カクヨム甲子園2022」は7/15(金)17:00から応募開始となります。
次にここに掲載されるのはあなたの作品かもしれません。
皆さまからの作品のご応募、お待ちしております!
kakuyomu.jp