夏休みは作家デビュー! 高校生限定文学コンテスト開催決定!
478 作品
福井県越前市出身。 2013年に角川スニーカー文庫より「この素晴らしい世界に祝福を!」で書籍化デビュー。2016年にTVアニメ第1期、2017年にはTVアニメ第2期が放送され、シリーズ累計400万部を超えるヒットとなった。現在は新作「戦闘員、派遣します!」と2つのシリーズを執筆している。また、月刊少年エースにて連載中の「けものみち」ではコミック原作も手がけている。
所感としましては、粗削りながらも才能を感じさせる方、この年で既に洗練された文章を書く方などがいて驚かされました。全体的にレベルの高い作品が多く、このまま商業作品として世に出しても通用しそうな物もあり、最近の高校生は凄いと感じさせられます。今回受賞された方はもちろん、惜しくも逃してしまった方も、まだまだたくさんの傑作を生みだされる事を期待しております。いつの日か、作家仲間としてお会い出来る事を願いつつ―
読売新聞東京本社 活字文化推進会議事務局長
1988年、読売新聞社入社。政治部、経済部などを経て、2017年4月から、読売新聞社が出版関係業界と協力してつくる活字文化推進会議の事務局長。
大賞をはじめ入賞者の方々、おめでとうございます! 初めはどのような作品が応募されてくるのかな、と興味津々でした。やはりライトノベル? と勝手に推測していましたがそれに限らず、全体的に文章力などの面でもレベルが高く、かつ内容的にも面白い作品が多く、私自身、時間を忘れてあっという間に読んでしまいました。この中から、将来、プロの作家が誕生し、そのきっかけがカクヨム甲子園だったということになればいいなと思います。
KADOKAWA カクヨム編集長
中央公論新社入社後、文芸ジャンルの書籍編集者として勤務。2014年3月筑波大学社会人大学院にてMBA(経営学修士)取得。2016年3月KADOKAWA入社、カクヨム編集部に配属され、2017年2月より現職。
カクヨム甲子園の開催を告知した際、どれだけの人が参加してくれるだろうかと不安な気持ちもありました。それを吹き飛ばす、両部門あわせて1000作品を超える応募。高校生ならではのみずみずしい感性に満ちた、完成度の高い作品群に圧倒され、時に笑い時に涙しながらの選考でした。両部門大賞1作品、奨励賞5作品を選出しました。カクヨム甲子園に書き手・読み手として参加してくださったみなさまに感謝いたします。
どの作品も惜しみなくアイディアが盛り込まれていて、楽しませてもらいました。どの作品も文章力・構成力が安定していて、安心して著者と作品の持つ世界観に浸ることができました。 河野葉月(カクヨム編集長)
家族の絆とは、親友との絆とは、ということを改めて考えさせられる感動の一作です。
日江井俊男(読売新聞東京本社活字文化推進会議 事務局長)
テーマや書きぶりが非常に成熟した印象の作品でした。文章力が高く、構成もよくできています。江戸川乱歩を思わせるノスタルジックな雰囲気も作品に生きていました。
河野葉月(カクヨム編集長)
大人の恋愛を描いた、物語として読ませる作品でした。主人公と相手の男の子の会話が生き生きとしており、作品に深みを与えていました。
河野葉月(カクヨム編集長)
寓話とそれを受けての男女の会話という構成、またひらがなでの効果的な表現が目立った作品です。確かな文章力と作品の迫力が評価されました。
河野葉月(カクヨム編集長)
プロットラインが練られ、最後のオチに意外性があって面白い作品でした。亡くなった父と主人公、その友人の関係性が魅力的に物語を彩っていました。
河野葉月(カクヨム編集長)
様々なジャンルが投稿された中では、数少ないホラー作品でした。ループものは商業作品でも人気のあるジャンルですが、オリジナルの作品として作り込まれていました。
河野葉月(カクヨム編集長)
高校生のみなさま、多数のご応募ありがとうございました。
「【高校生対象】文学はキミの友達。「カクヨム甲子園」【ロングストーリー部門】」の中間選考の結果を発表させていただきます。
多数の力作を投稿してくださった皆様、並びに作品を読んでくださった皆様には、改めて深く御礼申し上げます。
※掲載の並びは作品のコンテストへの応募順となっております
高校生が向き合う「死」への実感がリアルで、はらはらしながら読みすすめましたが、ラストシーンでそれまでの情景を鮮やかに覆され、はっとする作品でした。文章力ストーリー展開、高校生らしさを評価し、大賞に選出しました。
河野葉月(カクヨム編集長)