第286話
放課後帰ろうとしているあたしの元へ梨莉華とその仲間たちが訪ねて来た。
梨莉華は一体何をするつもりなのか。
「お姉ちゃん、今まで辛かったね。
浩くんにねお願いしてお姉ちゃんも一緒に倉庫行けるようにしたから行こ。これで一緒にいれるね。」
何が目的か分からないけどまた何かするつもりなのは分かる
梨莉華、もうあんたの思い通りにはさせない。
「そっか、梨莉華ありがとね。
是非。一緒に行かせて欲しいな。」
あんたが何考えてるか知らないけど乗ってあげるよ。
「うん!行こっ!
お姉ちゃん」
一瞬嫌な表情を浮かべた後、笑顔であたしの手を引っ張る。
「おい、お前。梨莉が頼むから仕方なく連れてくんだからな。」
「てめえみてえな、女が俺らのとこに来れるなんて奇跡なんだからな。ありがたく思えや!」
ほんと、ガラの悪い男たち。
ただ、怖いなんて思わない。
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