第139話

「お姉ちゃん、お帰りー!!」



嬉しそうに言い、手を引いて部屋に連れて行かれる




「図書館行ってたの?なんか良いことあったの。顔が嬉しそう」




この子はこういうことにすぐ気付く




「まあ、いいや。旅行、あたしのおかげで行けるんだからね。楽しみだわ、覚悟しておきなさい」



悪い笑みを浮かべ去っていく



きっと、いや絶対に何か仕掛けてくる気だ




気を付けないと



最近は、両親も仕事が忙しいようでわたしに構ってくることは少ない




先生にお礼のメールを送り眠りについた

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