第6話

俺の担当は数学だ



2限目は、俺の担任するクラスの授業



ガヤガヤと話し声が聞こえる中、授業を進める



誰も聞いてないであろうが話し続ける



ガラガラガラ



前の扉が開き生徒が入ってくる



「センセ、ごめんね。寝坊しちゃった。」



そう言い入ってくるのは高坂梨莉華



「遅いですよ。席について下さい。」



「あ?梨莉華が謝ってるのにその態度は何だ?」



「いいよ。凌くん。

遅刻したりりかが悪いから」



「いい子だな。りりは。」



後ろから、佐伯凌と高坂の彼氏である前田浩司が入ってくる



「君たちも席に座って下さい。」



「あ?クソが調子乗んなよ?

この根暗が」



悪態をつきながらも高坂に連れられ席に着く

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