「なあ、梨莉華。なんであんな奴、気にかけてやんだ？」

授業を聞く気がないのかでかい声で話し出す

「え？だって、先生可哀想じゃん。

りりかが優しくしてあげないと！」

笑顔で話す高坂

「まじか？！なんて優しいやつなんだ。」

「いい子だな」

そういって高坂の頭を撫でる前田

「それより、りりかまたあの子に虐められた。

なんでりりかのこと嫌いなのかな？」

目に涙を溜め訴えかける高坂

「あのクソ女。また、梨莉華をいじめやがって。俺がガツンと言ってやる」

「ううん。大丈夫。

凌くん、いつもありがとう」

「おお！」

高坂の上目遣いに真っ赤になって答える

キーンコーンカンコーン

授業が終わり教室を出る

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