第170話
コンコン
「暁蘭さん。夏樹です。」
「ああ、入れ」
中から威圧感のある暁蘭さんの声が聞こえた
「失礼します」
ドキドキと緊張で高鳴る胸を抑え、中に入る
暁蘭さんの前までいき正座で頭をさげる
「暁蘭さん。勝手に居なくなって申し訳ありませんでした。俺と光希の面倒散々見てもらって挨拶もせず居なくなってすみませんでした。
蓮鳳に入ると言いながら途中でいなくなって。それに、光希が死んだ時も力になって下さってありがとうございました。」
親のいない俺たちの親代わりになってくれると言った暁蘭さん
俺が蓮鳳のために働きたいと言った時、待ってると言ってくれた
光希が死んだ時だって、本気で悲しんで忙しいのにも関わらず必死に動いてくれた
俺にとって、尊敬できる人で目標としてる人だ
「気にすんな。今、こうして会いに来てくれただけでいいさ。」
迷惑をかけて、自分勝手な事をしたのに優しくしてくれる
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