第366話
抗争の中心に戻ると必死に戦う紅龍幹部たち。
族の争いに俺が手を貸すわけにはいかない。
だから、俺は族以外の奴らをやる。
「零、お前らは蛇神の奴らをやれ。
本職は俺に任せろ。全員地獄に送ってやる。」
いきなり名前を呼ばれ戸惑う零。
その間にも1人2人とスーツの男たちを倒す。
それを見た零は、迷いながらも指示を出す。
「てめえら、蛇神の奴らをやれ。
俺は前田をやる!」
ふっ、良い目してんじゃねえか。
でもな、どんな理由があろうと伊吹をこの抗争に巻き込んだことは許さねえ。
後でそれ相応の罰を受けてもらう。
「さっ、てめえらの相手は俺だ。
伊吹に手を出したこと後悔させてやろうじゃねえの。」
自分に対する怒りと相手に対する怒り全てを拳に込め振りかざしていく。
振りかざされる鉄パイプをいなし、懐に潜り込む。
顎にめがけて拳を繰り出す。
倒れていく男。
脳が揺れしばらく起き上がれないだろう。
バキッ、ゴギッ
骨が折れる音や砕ける音を奏でながら次々と男たちを倒していく。
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