第146話
レストランの外に出て、誰も来ない場所まで歩く
「伊吹、悪い。一晩耐えてくれ。
だけど、無理だと思ったら俺の部屋に来い。」
「先生、大丈夫だよ。今の所、何もしてこないし何かあったら先生が助けてくれるから」
俺を安心させるためが明るく言う伊吹
「ごめんな。こんな守り方しか出来なくて」
「ううん。先生が居るだけでいい」
可愛い事を言う伊吹
「そうか。」
周りを気にしながら頭を撫でる
「必ず、守るから。」
伊吹にそう声をかけ背中を押す
大丈夫
2人でならどんな事でも乗り越えで行ける
暫くしてからレストランへ戻ると席に着いてる伊吹が見えた
夕食も終わり、自由時間となった
教師にとって今からが一番大変な時間
旅行という事もあって羽目を外し、ホテルから抜け出したり夜中に騒いだりする生徒たちを見張らなければいけない
「笹羅儀先生は若いから頼りにしてますよ」
面倒臭い仕事は全て俺に投げつける
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