第2話
キーンコーンカンコン
キーンコーンカンコン
今日最後の授業が終わり生徒たちはウキウキと教室を出て行く
3年2組
俺が担任を務めるクラス
「センセー。ばいばい。
また、明日ね。」
「さようなら。気を付けて帰って下さい」
学校のマドンナと言われる高坂梨莉華
「梨莉華、あんな奴に挨拶なんていらねえよ」
「ぎゃはっ。言えてる。
あんなキモいおっさんに優しくして勘違いでもされたら梨莉華が可哀想。」
「どうでもいいけど、早く行こうぜ。今日も行くんだろ?」
学年でも目立つ存在である男子生徒が集まってくる
所謂、不良という存在であり髪の色はもちろんピアスをしていたり服装も崩れている
「根暗せんせ。勘違いすんなよ。
梨莉華は、お前なんかに興味ねえから。」
何を勘違いしてるのか
そう言い残し去って行った
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