概要
配達人の女の子がワガママお姫様を拾ってしまう話!
「ダンジョン配達人なんて、クソみたいな仕事だろう?」
「荷物を運ぶだけの腰抜け……冒険者に分類されるのも、おかしな話だよなぁ」
そんな風に揶揄される、ヴァルクランド共和国のダンジョン配達人アリーゼは、「最速の配達人」として活躍していた。だが心ならぬ冒険者から馬鹿にされていた。
しかし、ギルドは彼女の真摯な姿勢を評価し、ソルフィヨルド王国への国書配達という重要な任務を任せる。
ダンジョンを抜ける途中、迷子の少女エルダを拾ったことで、アリーゼの平凡な日常は一変する。
燃えるような赤い髪、ルビーのような赤い瞳の少女は空腹で倒れていたのだ。
「なんで、ダンジョンに?」
「私にはしなきゃいけないことがあるの!」
エルダは実は王家の姫で、世間知らずの彼女に振り回されながらも、二人は次第に信頼を築
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