化物落ツバキ

　下手な関西弁で話す牛のぬいぐるみを腕に抱いた少女。行き場のない彼女が出会ったのは「トラブル解消屋」を営む男だった。
　偶然出会った彼らは、どこへ向かうともしれない日々を共に過ごすこととなる。
　仕事を手伝ったり、散歩をしたり、色々な人と出会ったり。
　普通とは言えない生活だが、穏やかな時が過ぎていく。

　人間性を捨てようとしている彼女と、それを望んでいない彼。
　互いが互いを大切なのに、交わることのない想いを抱えた二人が織りなす日常の終わりは破滅か、それとも――


　生きたい。望みはただ、それだけ。


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本作品は書き途中のため完結保証なしです。

更新頻度：不定期