概要
それは誰が為の幸せか――
日本の小笠原諸島より以南に位置する、人口千人ほどの小さな島。通称「櫻神之国」そこは日本の国土でありながら、島民たちは「一つの国である」ことを主張していた。
その島には古くから大木の桜とそれを守護する「サクラ様」と呼ばれる十代の女性が島民たちによって代々崇め奉られてきた。
だが此度の「サクラ様」には多くの者たちが手を焼かされている。付き人の葵もそのうちの1人だった――。
その島には古くから大木の桜とそれを守護する「サクラ様」と呼ばれる十代の女性が島民たちによって代々崇め奉られてきた。
だが此度の「サクラ様」には多くの者たちが手を焼かされている。付き人の葵もそのうちの1人だった――。
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