第25話 オトナの魅力
前回の続き
何回も食事に行ってはいるけれど同じお店は嫌なの。だから私はいつも違うお店をチョイスした。
今日来たのはいかにもヨーロッパらしいイタリアン料理店。
「おしゃれですね」
「そうでしょ?結構調べたのよ?」
「ありがとうございます」
私と夏樹君は料理を食べながらいつも通りお話をする。
夏樹君は話すのがとても上手で「それで?」を何回も繰り返してしまうぐらい話すのが楽しい。
今日の話は最近女の子と遊んだ時の話らしい。
その遊んだ女の子の言ったことが分からなかったと言う内容だった。
話し終わると夏樹君は
「千夏さんって本当に彼氏とか居ないんですか?」と聞いてきた。
嫌味かしら??
「いないわよ。結構長い事」
すると夏樹君の口から
「千夏さん美人なんですけどね」
不意に出た一言に私は表情筋を無くした。
「え?今なんて?」
「いやっ、千夏さんほど美人で彼氏の一人や二人いないのおかしいな~と思って」
「よくそんな恥ずかしい事言えるわね」
そんな事言いながら自分が一番赤面して恥ずかしかった。
帰りも私は相変わらず酔っぱらっていた。
「もう少しで千夏さん家なんで」
「ありがとう、夏樹君。今日こそ家泊ってっても良いのよ?」
「その冗談何回目ですか?嬉しいお誘いありがとうございます」
アパートに着くと私は夏樹君の手を取り階段を上がる。
そして私のベッドの上で...
起きてスマホの電源をつけると8:40の表示。朝になっていた。あれ?あの後どうなったんだっけ。
夏樹君は居ない。残っているのは夏樹君の香水の香りだけだった。
もしかして私。。。
ハジメテ
夏樹side
昨日は散々だった。千夏さん。。。
それに遅く帰ってしまったため家に帰ると天花寺さんが
「いつまで外出歩いてんのよ!心配したじゃない!」と言って夕飯も食べないぐらい拗ねてしまった。
今世界で一番『疲労』が似合う男だと確信してる。
朝、校門で天花寺さんを見た。とっても今話せる状況じゃない。
天花寺さんがこっちを見て、目が合った。すぐさま目を逸らす青井 夏樹16歳。
今日は帰りたくないな~
時間は嫌な時ほど早く進むものでもう放課後になってしまっていた。
俺は重い足をマンションの方へ一歩ずつ進めて行くのであった。そこで待っている試練を知らずに。。。
話が短くなってしまい申し訳ございません。新生活が始まって体調を壊してしまいました。
皆さんも体の事を第一に考えてください!byしくじり先生
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今回も読んでいただきありがとうございますます!
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