概要
魔法と青春。最悪の主人公と駆け抜けるヒロイック・ダークファンタジー
世界は壊れかけていた。
人間の欲望によって開かれた『匣』とそこから溢れ出した災禍の怪物、パンドラ。
人間はパンドラを元に創り出した魔法、それを使いこなす魔導師、そして魔導師を養成する軍事機関を次々と設立し、化け物に対抗していく。
妹をパンドラに奪われた青年、東京コロニーの儚廻遥(はかなみ はるか)はそんな魔導師養成機関の一つである『クサナギ学院』の落ちこぼれ。
入学して一年が過ぎたとある日のこと。
友達の令嬢にスタンガンをかました帰り道。
夕日に染まる廃墟街で、彼は銀の髪の少女と出会う。
彼女を窮地から救った遥は、そうしてこの物語を始める一言を口にした。
「――助けてあげた賃、くださいな」
※なろうに上げているものを手直ししたものです。
コンテスト用なので一章での完結とします。
人間の欲望によって開かれた『匣』とそこから溢れ出した災禍の怪物、パンドラ。
人間はパンドラを元に創り出した魔法、それを使いこなす魔導師、そして魔導師を養成する軍事機関を次々と設立し、化け物に対抗していく。
妹をパンドラに奪われた青年、東京コロニーの儚廻遥(はかなみ はるか)はそんな魔導師養成機関の一つである『クサナギ学院』の落ちこぼれ。
入学して一年が過ぎたとある日のこと。
友達の令嬢にスタンガンをかました帰り道。
夕日に染まる廃墟街で、彼は銀の髪の少女と出会う。
彼女を窮地から救った遥は、そうしてこの物語を始める一言を口にした。
「――助けてあげた賃、くださいな」
※なろうに上げているものを手直ししたものです。
コンテスト用なので一章での完結とします。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「カッコよすぎる作品」この言葉に是非共感してもらいたい!
カッコイイ作品が読みたい方、カッコイイ作品を書きたい方、そういった方にほんっっとに読んでもらいたい作品です!!
コミカルなシーンはテンポが良くて読みやすく、戦闘シーンは苛烈で容赦なくてカッコイイのがこの作品の魅力の一つだと思うのですが、その筆力にひたすら魅せられます。ぜひ読んでみて欲しい…戦闘時の空気感をありありと伝える情景描写、スピード感のある衝突が先へ先へと読みたくなる文章で綴られているものですから迫力が凄まじく、何より余計な描写がないので読者の脳内で映像化される彼らの攻防の手が止まらない。それが読んでいて本当に心地良いんです。そしてその文章すらも格好いい。話が進めば進むほど良い意味で…続きを読む