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  • 第54話:季節を司る宿命への応援コメント

    「新妻が我より他の者を気にするとは、なかなか複雑な心持ちだ」という台詞に、情緒が掻き乱されました……物語が終盤にさしかかっても、まだまだ狗狼のことが好きになっていきますね。なんて可愛らしい……。
    雲についても、切ない真実が判明しましたね。三人で過ごす時間がいよいよ残り僅かなんだなぁと、私も寂しくなりました。

    作者からの返信

    一初ゆずこさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    また読了と、素晴らしいレビューまでくださったことにも感謝致します。

    狗狼は結構な寂しがりやと私は考えています。雲のことをごまかす意味ももちろんあるんですが、他に言いようは幾らでもあったわけで。
    感じていただいたように、ここでこの言葉を選ぶのが彼なのです。可愛らしいですよね。

    あっけらかんとした雲にも事情がありました。菫には堪えがたい衝撃です。
    寂しいと共感のお気持ちがありがたいです。

  • 第53話:告白への応援コメント

    ああああ、すっごくときめきました……!二人とも、良かった……!雲は、今までじれったかったでしょうね。狗狼のぎこちなさが可愛らしく、欠けを取り戻した菫の感情が凛と色づいたように感じました。素晴らしい回でした!残り話数の少なさに寂しさを感じながら、最後まで追いかけさせていただきます。

    作者からの返信

    一初ゆずこさん、こんばんは。コメントをくださってありがとうございます。

    はい! とうとう表に出ていなかった本当の想いが露わになりました。
    ここに居る三人それぞれに思いを馳せていただいて嬉しいです。
    残る話数、少ないですね。でももうちょっとだけ、波乱があります。

  • 第41話:歌比べへの応援コメント

    「短冊の空白が、果てなき平原に思えてくる」の一文が素敵ですね。菫の内面を象徴しているように感じました。狗狼の書いた短冊も切ないです。ずっと一緒にいられたらいいのになぁと、三人の姿を見ながら強く思います。

    作者からの返信

    一初ゆずこさん、こんばんは。コメントをくださって、ありがとうございます。

    短冊の空白の表現、褒めていただけて嬉しいです。
    そうですね、菫の心もきっとそんな状況でしょう。
    そこへもって狗狼の歌は、距離を感じたかもしれませんね。

    心穏やかな相手と、ずっと一緒に居る。だったそれだけが、とても難しいことです。この三人の時間も、少しずつ終わりが近付いていますね。

  • 第23話:大祓えへの応援コメント

    本当の家族のような温かさが素敵で、好きなシーンの一つになりました。菫の今後について、じわじわと考えていくべきなのかもしれませんが、今はまだ配慮に甘えて、こんな日々がもっと続いていけばいいな……と願わずにはいられません。

    作者からの返信

    一初ゆずこさん、こんばんは。またコメントをくださって、ありがとうございます。

    菫にはさほど縁のなかった、家族の温かさ。村を追われた身には、また格別かもしれませんね。
    好きなシーンと言っていただけて、ありがたいです。

    多くのことが起こりましたが、どうなるでしょう。このまま過ごせればいいんですが、どうもそういうわけにもいかないようです。

  • 第13話:何者になるかへの応援コメント

    記憶を消す……難しい問題ですよね。苦しみからは解放されるかもしれませんが、現在の性格などを形作っているものを消した時、その人物を果たして菫と呼べるのか。彼女の選択も含めて、続きが一層楽しみです。

    作者からの返信

    一初ゆずこさん、こんばんは! コメントをくださってありがとうございます。

    そうですね、仰るように人間の性格とか価値観って経験から培われたもの。つまり記憶がなくなれば、その人を形づくっていた根幹がなくなるってことです。
    菫はどう決断するのか。どう立ち向かっていくのか。見届けていただければ幸いです。

  • 最終話:次のどこかへへの応援コメント

    ご執筆、お疲れ様でした。完結、誠におめでとうございます。菫さんが月日を経て、嫉妬を隠す狗狼に甘えるシーンも好きです。全体に、菫さんの少し大人びた感じが、言動からしみじみと感じ取れました。そして、再びの椿彦の話も、菫さんが懐の大きな者達に囲まれていたのだと思います。ラストのラスト、綺麗な絵空でした。海とは、感動が押し寄せる、波につぐ波と凪とが繰り返される所だと思います。夫となった狗狼が叶えていなかった願い、『冬の菫と嘘吐き狼』が最後に向かうのは、本来の自然な姿の三方が、舞い上がり求めて行く所でしょう。もしも、菫さんが嫁がなければ、椿彦のように月日を添えて年老いて行ったものでしょうね。全くの余談ですが、私はアマチュアですが、サイドストーリーを書きたくなりました。質は劣りますが、それ程胸が一杯で、おかわりを言えないからなのですが。また、作者様の作品で、のめり込める愛着のわくものを楽しみにしております。先ずは、一休みして、次回の秀作へ結び付けてください。ありがとうございました。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    お祝いの言葉もありがとうございます。

    菫の口調が多少変化しましたね。生け贄の娘たちを始めとして、多くの人と出会った経験によるものと思います。
    結構な時間が経過していますが、狗狼とのいちゃいちゃはこういう感じですね。

    菫は人間の世界から外れ、長く生きる神の世界へ足を踏み入れました。とは言え不死というわけでもないので、三人の命が続く限り、賑やかに仲良く過ごすだろうなぁと思います。

    労いと次作への期待をいただいてありがたいことです。目下構築中なので、また近いうち披露させていただきますね。

  • 最終話:次のどこかへへの応援コメント

    完結おめでとうございます!
    絹織物のように丁寧に織られた物語でした。

    狗狼の妻となり、只人ではなくなった菫は、悠久の時を過ごしていくんですね。
    椿彦の言う通り、菫という人であるからこそ、多くを望まずこの立場で生き続けられるのだと思います。

    捧げられてきた生贄の娘たちに対して、何もできなかったと菫は言いますが、彼女はきっと誰一人として忘れていないでしょう。現世の村や都の様子もきっと。
    あらゆる記憶を持ち続ける覚悟は、生半可じゃない。
    そばに狗狼や雲さんたちがいるから、強くしなやかにいられるんでしょうね。
    物語の最後に叶えられた約束に、胸が温かくなりました。

    本作も素晴らしいお話でした。毎晩の楽しみでした。毎度ながら、終わってしまうと寂しいですね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) ありがとうございました!!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >絹織物のように丁寧に織られた物語
    なんと雅なお言葉でしょうか。とても嬉しいです、ありがとうございます。
    読み取っていただいた通り、菫は人間でありながら人間とは違う生を送ることとなりました。菫でなければ、様々な意味でこの立場にはなれなかったでしょうね。

    >誰一人として忘れていない
    そうですね。それが生け贄にされた娘たちに、部外者の出来る中では最大の思い遣りなのかもしれません。
    というか一つ驚いたのですが、あらゆる記憶を持ち続ける覚悟というのはたしかにそうです。完結したので裏ネタとして言ってしまうと、雲たちの記憶を残させるようにした影響ですね。
    九曜紋が削り取られたことも含め、実は主上からの試練(呪いかもしれませんが)なのです。
    でも狗狼と雲と、祠のみんなが居れば問題はないはずです。

    海へ行くのも、かなりのスローペースで実現となりました。これもまた裏事情がありますけれど、また別の機会に。
    楽しみにしていたと毎度言っていただけて、嬉しい限りです。とてもとても素晴らしいレビューまでいただいて、次作を書く活力が湧いてきます。
    お忙しい中、毎日欠かさず読んでくださってありがとうございました。

  • 第59話:伝えたい言葉への応援コメント

    良かった……良かった……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
    その他の季節も、きっと素敵な思い出がそれぞれにあるんでしょうけど、やっぱり最初の不安な時に寄り添ってくれたあの時の雲さんは別格ですよね。
    ここでも文が登場するのが粋です。
    また三人で楽しい冬を過ごせるのが嬉しいです。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    春から秋も、菫は充実した日々を送りました。物語としては直接的に関係がないので端折りましたが。
    仰る通り、相性の良し悪しとは全く別に、菫にとって雲さんは別格ですね。雪中での狩りのときのエピソードを絡めてみたりしました。

    これからは菫も安心して祠での時間を過ごせます。めでたしめでたしというところで。次回、最終回です。

  • 第59話:伝えたい言葉への応援コメント

    やあ、このお三方が揃ってこそと言う感じがいたします。夏や秋はどのようだったのかは、流石に待ち侘びたようで、菫さんも素直で可愛い方ですね。狗狼とはどんな夫婦なのか、一緒の部屋で寝起きするとは、照れてしましますよね。そして、優しい嘘もある狗狼も、彼女を妻にしてから、口数も多くなった感じがしないでもなしような。もっとラブラブなのを妄想に入れて置きます。らんw 雲さんが巡って帰り、以前のように、楽しく過ごせますように。寒い冬など吹き飛ばして。

    作者からの返信

    春、夏、秋の様子も書きたいところですが、さすがに冗長でしかないので端折りました。ちなみにそれぞれ、春風さんと夏夜さんと秋水さんです。
    菫も狗狼も段々と、良い意味での甘えを相手に見せ始めています。まだまだ、そこに相手が居るだけでドキドキするみたいな段階なので、いちゃいちゃラブラブとはいかないかもしれません。

    ようやく最初の三人が戻り、菫も一安心といったところですね。ここからの生活はどのようなものになるんでしょう。

  • 第58話:結果はいかにへの応援コメント

    突然の別れ、誰でも憎たらしくなければ、残念なものです。冬雲にせめて文でも書けたならいいのですが。一言、大好きだよと。🍀

    作者からの返信

    続いてこんばんは。
    こういう別れをしてしまうと、ずっと悔やみそうですよね。二度と会えないとかだとなおさら。
    文を書く。いいアイデアです!

  • 第57話:主上の答えへの応援コメント

    菫さん自身が、これまでのことをまとめられましたね。所で、去れとは、イエスなの? ノーなの? 不思議に思います。ただ、夫の様子をみるに、悪い意味ではないと思うわ。🍀

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    主上のリアクションはよく分かりませんね。狗狼は大丈夫と言っていますが、どうなんでしょう。

  • 第58話:結果はいかにへの応援コメント

    お別れもできなかった……
    そうでなくても心配だったのに、これは再会までずっと気がかりですね。
    風さんも、優しそうです。
    こうして忘れたくない人が増えていくんでしょうね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    次の冬まで、およそ九ヶ月。心配を抱えながら待つには、とても長い時間ですね。
    仰る通り、雲さんの姉妹である春風さん。ついでに言うと、夏夜さんに、秋水さんという人が控えているのですが、彼女らも心配の対象に入っていきますね。
    いよいよ物語の最後、どうなりますか。

  • 第57話:主上の答えへの応援コメント

    >想い出を失くしたわたしなんて、もうわたしじゃない

    本作一番のキモとなる一文とお見受けしました。
    菫のセリフ一つ一つから、揺るがない靭さを感じます。

    逆に記憶を失っていた不安定な時、最も支えてくれたのは雲さんでしたもんね。彼女がいたからこそ、自分を取り戻すまでの間も心穏やかに過ごせた。
    どうかまた変わらない雲さんに会えますように。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    はい、そうです。今日のお話の全てを踏まえた上で、自信を持ってこれを言える。この菫の姿こそが、この物語で描きたかった最大のものです。

    狗狼との仲は、菫にとって雲も埒外でないのですよね。彼女が居てこそ、いちゃこら出来るのです。
    果たして主上は聞き入れてくれるんでしょうか。

  • 第56話:主上の在所への応援コメント

    おお、あの不思議などこでもXXがここへ来て活きるとは。成程です。第一声に、菫さんのあたたかい心にある悩みが、直球で出て来るのは、彼女らしいですね。大切を大切と分かる生き方を見習いたいです。

    作者からの返信

    続いてこんばんは。○○○○ドアと呼ぶには、行き先が限定されていますけれども。
    伏線ということもなく、この世界では人間があの世とこの世を行き来するのに、こういう装置が必要という設定ですね。

    ひねりのないのが菫らしさ、というのが伝わっているようで良かったです。

  • 第55話:いざ都へへの応援コメント

    とても上品で、奥が深い、綺麗でいて、心に触れる、素敵な歌ですね。表と裏にこんな含みを持たせるとは。しかし、東宮の所へ行ったのなら、他の人の中へ埋もれてしまうこともあるけれども、狗狼なら、ずっと大切にしてくれるよね。と、ここまで書いて思ったのだけれども、二人がいつまで生きていられるかは、どうなのだろう。人間だって、いっせいのせで、あの世を選べないから。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    歌に絡めてのストーリーは、興味の湧かない人には面白くないだろうと思ったのですが、やはり平安風な空気と言えば歌かなと思っています。
    褒めていただけて嬉しいです。

    東宮が相手だと埋もれてしまうというのはたしかにそうですね。帝になれば、後宮も出来るだろうというところで。

    二人の寿命。そうですね、狗狼は当然にまだまだ生きます。菫にもなにか影響があるのかないのか、ラストまでには分かるかもしれません。

  • 第56話:主上の在所への応援コメント

    人型の狗狼がさりげなくワイルドイケメンと分かる描写でイイですね(*´∀`*)

    ストレートに告げた菫の想い。どうか聞き入れてもらえますように!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    出番の少ない、人間型狗狼を愛でる回でした(笑)
    もうここまで来たら、ひねりもなにもありません。いちばん偉い神さまに、直訴なのです!

  • 第55話:いざ都へへの応援コメント

    椿彦、なんと清々しい人なの……(*´Д`*)
    思いの外ストレートに大事にしてくれる狗狼も素敵ですし、椿彦もやっぱり素敵ですよね。
    文の意味、お見事でした。

    神殿は、雲さんのことと何か関係があるのでしょうか?

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    自分の気持ちを適度に表しながら身を引く。もちろん作者としては本命を狗狼と決めていたのですが、椿彦は好敵手として相応しい人物であってほしいと思っています。
    褒めていただけて嬉しいです。

    やってきた神殿。菫が狗狼に無理を言ったようです。それはもちろん、雲さんに関わることだと思います!

  • 第54話:季節を司る宿命への応援コメント

    哀しい別れとなりそうな中、菫さんは、懸命に記憶をどどめ置きたい、逆説的に考えても雲さんと仲のいいままでいたいのですね。私にもよく伝わって来ます。その中、狗狼が、「妻」と連呼するので、むあーん♡、妻ですってー♡、妻ー♡……。おーい、妻♡になってます。いえいえ、私がですよ^^。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    菫は雲に懐いていますね。狗狼へ向けるのとはまた別の、深い想いがこの祠で培われました。
    菫とくっつくこととなった狗狼は、もう遠慮をしませんね。

  • 第54話:季節を司る宿命への応援コメント

    記憶って、その人の存在した証なんですよね。
    新しい雲さんが来ても、この生活のことを何も覚えていなかったら、別人に思えると思います……
    何か方法はあるのでしょうか。狗狼ー!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >記憶って、その人の存在した証
    そうなんです。この菫の物語で言わんとしていることの多くは、それなんです。菫自身の記憶についてまとまったと思ったら、今度は雲の。
    こまったときの狗狼頼みとなりますでしょうか。

  • 第53話:告白への応援コメント

    >「お願い、もう消さないで。ずっと傍へ置いてほしいの」
    乙女らしいです。とても。これって両方からの告白だと思うけれど、菫さんもちゃんと言葉にして、自分のことを決めて、しっかりしたよね^^。
    ええー! 今やっと、ほっこりほっこりしていたのに! 冬が終わるからなの? それとも他に何か? 雲……。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    流行らないかもしれませんが、菫には乙女でいてほしくてこういうセリフになりました。祠へ来た時点から考えると、かなり芯が出来ましたね。
    雲の退場は、菫にとって晴天の霹靂ですね。理由はお察しの通りです。どうなるのでしょうか。

  • 第53話:告白への応援コメント

    >忘れてしまえば、後悔さえも出来ない。
    本当にこれですよね。愛したものに関する何もかもが、自分自身の一部です。
    本当の気持ちに気付いて良かった。狗狼に想いが届いて良かった。

    でも、雲さんは行ってしまうの?!
    冬の間しかいられないとか、そういう感じでしょうか?
    これまで当然に三人の生活だったから、何にしても寂しいですね……

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    この菫の物語にもあれこれとテーマを詰め込んだのですけれど、作中ではっきり明言しているのが、菫は記憶を消すべきか否かです。
    消すにしても消さないにしても、どういう理由で決めれば良いのか。菫はようやく答えを出すことができました。

    雲さん、どこかへ行ってしまうようです。
    どうもバレバレのような気もしますが。まあまあ最終話まで、ドタバタとする三人を見守ってやってくださいませ。

  • 第52話:取り戻した想いへの応援コメント

    いつか海を見たいと言っていた菫さん、膨大な感情の海を先に心に得てしましました。大変なことをこれまでは受け止めきれなかったであろう、決められない子だった菫さんが、一つ、過去を引き受けることに耐えている。小さな菫の花が懸命に生きていたい、愛しているものを手放したくない、遠い記憶を結び付ける中で、葛藤があったであろうに、私は、強くなったね、と言いたい。恋愛の感情を表すのに、もっと会いたいよりも、もっと、もっと会いたいの方が本音だろう。その声を出して、今――。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    心象世界のお話なので、伝わるかなと心配している回です。
    菫へのたくさんの気持ちを言葉にしてくださって、ありがとうございます。

  • 第52話:取り戻した想いへの応援コメント

    今回、言葉の選び方が、何処をとってもいつもに増して素晴らしいです。
    母と夜風を同時に失ったことは悲痛な出来事でしたが、それ以前に素晴らしい思い出がたくさんあった。それこそ失くしちゃいけないものですね。
    そして狗狼は、命の恩人だったんですね。ずっと守ってくれていた。父親に近い存在なのかもしれませんね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    お褒めの言葉、ありがとうございます<(_ _)>
    今話で狗狼は嘘を吐いていたわけじゃないんですが、菫のお母さんと夜風の記憶を奪うことで引き摺られていたものも同時に返ってきました。
    狗狼の立場的に扱いの困る感情もそこにあったわけですが、記憶を失くした菫にも予想だにしないものということで、心情描写を念入りに行いました。
    今回と次回辺りがこの物語のクライマックスなので、そのように伝わっていれば嬉しいです。

  • 第51話:本当の願いへの応援コメント

    >これ以上わたしから奪わないで。わたしの大切なものをとらないで

    ここで、じわっと涙が滲みました。
    本当の気持ちを表に出せて良かったです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    記憶が戻ったら、どんな変化があるのでしょうか。
    故郷でのことも辛い記憶も、祠での出来事も全部引っくるめた上で、本当に大事なものが見えると良いですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    生け贄の一件以降、流されるままだった菫。それがようやく、自分の希望を表に出せました。

    記憶が戻る。それによって、本当に大事なものが見える。
    ええ、仰る通りです。どうなりますやら、お楽しみいただければ幸いです。

  • 第51話:本当の願いへの応援コメント

    嘘吐きが、約束しよう、冬晴れる。←あまり気にしないで(笑)。菫さん、困惑しながらも自分の言いたい方向へ意思表示できましたね。揺れていた菫の花が、もう強い風にも負けないようになったと思いました。今話も描写に力が入っていてよかったです。
    >顔面を豊かに動かし
    >色紙が千切れ飛んだ
    作者様らしさも出ていて、素敵です。
    それよりも本当が通じたことが、嬉しいことですね。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >嘘吐きが〜
    気象庁の句でしょうか? 冗談です。

    流されるままの心から、抜け出すことの出来た菫です。でもまだつらい記憶を受け入れねばなりません。

    描写をほめていただいて、嬉しいです。ありがとうございます。

  • 第50話:続くえにしへの応援コメント

    次回作についてのご構想があると伺いました。本作と同じく恋愛ジャンルで行きたいとのお考えだとか。本作についてですが、恋愛の面をあと少しだけ前面に出されたら、もっと切ない気持ちがビンビンと伝わって来るとも感じました。物語としては、とても上手く、素敵に仕上がっていると思います。勿体ないのは、恐らくは照れ屋の狗狼が、いつも近くにいるようでいて、少し遠巻きに、つまりは、目を逸らす程度の距離があると言うことかと思いました。これから、ラストへ向けて、もっとときめかせて欲しいと、一読者として思います。さて、今回のご先祖からだと言う話、意外で、そう来たかと思いました。櫛についても、もっともっと奥深いできごとなのですね。面白いです。物語全体、面白いと感じて読んでおります。毎日追えなくてごめんなさい。でも、大好きなんです。

    作者からの返信

    シリアス一辺倒なお話を続けたので、次作は若干コミカルに書けたらなぁと思っています。まあ私が面白味のない人間なので、さほどのことにならないと思いますが。

    恋愛面を前に出すべきとは、私自身も考えます。私の悪癖で、重要設定を引っ張りすぎ病がありまして。実際この時点で菫は、本当の意味では誰にも恋をしていないのですよ。

    というのを踏まえると、ここから先もっとときめかせろとは叶うやもしれません。菫が恋をするのは、エンディングを目の前にしたここからなのです。

    読んでいただくのは読み手の自由なので、毎日読むも全く読まないもお気遣いなくです。

  • 第49話:不明の出来事への応援コメント

    これが、菫が犯してしまった罪なのでしょうか。櫛は、母のものでしたね。夜風と狗狼の関係が、少々混乱しております。このときに、神に召された訳ではないですよね。そうなのかな? すみません、懸命に読んでいるのですが。

    作者からの返信

    菫が犯してしまった罪。
    うーん、そこについてはまた後の回で言及があります。ここではYESでありNOでもある、とだけお答えしておきましょう。櫛についても、もう少しだけ補足が次回にあります。

    裏がありそうな文脈ですよね。でもありません。夜風は完全にただの狼です。その住んでいる山を守るのが狗神である狗狼なので、無関係ではありませんが。分身とか化身とかではないです。

    神に召されたとは誰のことでしょう? 蕗さんと夜風は亡くなりました。菫は以前の回で雲が言っていた通り、正真正銘 生きていますよ。

  • 第48話:奪われた記憶への応援コメント

    んんんん! 大展開ですね。奪われた記憶に、彼女の大切なものがありました。夜風、そして、母、二人とも菫を残して逝ってしまったのでしょうか。私のことですが、最近、うさぎのことなどを書きました。命って、多分細い川を越えるように、一枚の紙を横から見るように、糸を垂らした向こうの世界へ、さっと消えてしまうのでしょうね。冷たくなると言う言葉、かたくなった肉体をさすってもさすっても生き返らないとき、涙だか何だか分からないもので、瞼を赤く燃えさせました。このような大切な命たちが旅立ってしまったとき、菫さんは、ある意味ショック症状は出なかったのでしょうか。忘れてしまう程に。

    作者からの返信

    はい。狗狼の嘘の暴露回です。一話で纏めるつもりが二話になってしまいました。
    夜風とお母さん(蕗)は、間違いなくここで亡くなっています。命の境界線は、本当に薄いあちらとこちらだなと思います。透けて見えるようなのに、決して見えない。戻ってくることもおそらく出来ない。知る限り、最も厳然とした境界だと思います。

    愛する命の失われるのはつらいですね。空の星になったとか、いつまでも自分の胸に居るとか、どんな慰めも自身が信じられるならそれで良いと思います。
    私はそういうのを考えると長引かせるだけなので、相手にとって見知らぬ他人で終わらなかったことを良かったとだけ考えます。

    菫の反応は既に読んでいただいている通り、次回で分かります。

  • 第47話:狗狼の病への応援コメント

    うーん。源氏物語の世界のようだと、前話では思いました。ところが、これこそ途轍もないですね。何を断とうとしているのか、おぼろげに分かる程に、辛く切ないものがあります。文や内容からは、大人向けに仕立ててありますが、菫さんの目でみると、複雑ながら、淡い青春を感じます。

    作者からの返信

    続いてこんにちは。
    源氏物語ですか。意識はしていませんが、時代背景に重なるところがあって、当時の貴族のやりとりを描いているので、似てしまう部分はあるかなと思います。

    今話は狗狼が、自分は嘘を吐いているとカミングアウトする回ですね。一旦は逃げて、菫に直接でなく雲を通じてというのが彼を表しているつもりです。

    奪った記憶云々は、既に先の話を読んでいただいているのでお分かりですね。エンディングは近いですよ。

  • 第46話:届いた文への応援コメント

    つやっとした椿の中に、菫とは、粋ですね。菫さんの気持ちは、難しくなりました。ここで、椿彦の名前とタイトルにある冬の菫がぐっと引き締まる思いです。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    私はあなたにこれだけ一所懸命なんですよ。と示す手口は、実際にあれこれあったようです。ほとんどは家人にやらせたのでしょうけれど、椿彦は自分で捜しました。

    菫もかなりの好印象みたいですが、でもどこか――あれ? っとなってますね。ここからどう転ぶやら、です。

  • 第50話:続くえにしへの応援コメント

    狗狼は、ずっと菫を見ていたんですね。
    櫛、というのが何となく象徴的にも思えます。あまり関係ないかもしれませんが、奇稲田姫を思い出しました。八岐大蛇の生贄にならないように、櫛に姿を変えた。

    狗狼にとって、菫はどう映っているんでしょう。いろいろ失ってしまったから、何か心の支えになるものが欲しいですよね。。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    はい、そうなのです。以前に菫は、生け贄にされた他の娘たちと自分は同じなのかと疑問を覚えました。狗狼と因縁のある男の子孫という時点で、同じではなかったようですね。

    奇稲田姫……(汗)。
    というのは冗談で、関係はあります。いえこの世界に日本の神道はないので、直接的なものではないですが。奇稲田姫のことがあって、古くから日本では櫛を女性の化身と考えています。江戸時代には生涯守る証として、櫛を贈ることも流行ったとか。
    その辺りの意味合いを篭めておりまする。

    狗狼にとって、菫はどう映っているか。きっとこのあと、彼自身が語ってくれるような気がします。

  • 第49話:不明の出来事への応援コメント

    櫛は、形見だったんですね……
    この出来事は事故で、仕方なかったことだと思うんですが、菫にとってはそうもいかないでしょう。
    記憶を奪われたとはいえ、呑気に忘れていたという事実も、罪悪感を倍増させるんじゃないかなと推察します。
    どうか、しっかり……(><)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    昨日の回に引き続き、奪われた菫の記憶でした。
    仰る通り、櫛はもともと母親の持ち物で、菫としては形見になりますね。他のどんな物でもなく、どうして狗狼はそれを選んだのかというのはありますが。

    たしかに母親の死んだのは事故で、それでも菫は自分を責めてしまうでしょう。今の菫にとっての救いは、母を母と実感できてはいないことです。
    さあさあ、次回は現在の時間に戻ります。どういうことだか、当人に聞かねばなりませんね。

  • 第48話:奪われた記憶への応援コメント

    なんという過去……
    夜風と菫家族の因縁、狗狼とは何者なのか、一気に繋がりましたね。
    お母さんも……なんと遣る瀬無い……
    確かにこれは、思い出すには辛い記憶ですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    狗狼のひた隠しにした記憶の回まで、ようやく辿り着きました。この出来事にはもう少し続きがありますが、ここまでにところどころあった虫食いがほとんど埋まったのではと思います。
    菫は取り返しのつかないことを、たしかにやらかしていたのです。もちろん彼女のせいと言ってしまうには、酷ですけれど。

    編集済
  • 第47話:狗狼の病への応援コメント

    うわぁぁ……どんどん核心に迫ってきてる……!
    狗狼の歌に込められた意味は何だったのか、蝋燭にはどんな記憶が封じられているのか、めちゃくちゃ気になる……!
    正座待機で次を待ちます!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    いよいよ大詰めです!
    狗狼の歌。封じられた記憶。期待していただきたいポイントは、ばっちりです。この物語で語ってきたあれやこれやを、ついに菫自身の知るときが来ました。

  • 第45話:椿彦の懸念への応援コメント

    無下、正しい漢字の使い方が、心地よいです。とてもよく、建物や乗り物、輿のことも描かれていて、繊細な気遣いがする中、ときめく二人が少々ぎこちない菫ならではのほのぼのした感じがいいですね。手習いもよく活かせました。自分のことを自分で決められる女性になって欲しいです。

    作者からの返信

    なるべく正しい日本語を、と志してはいます。でも難しいですね。小説ではままある表現に、教科書とは離れたものもたくさんあります。
    周囲にある物をどこまで書くか、判断が難しいですね。現代劇ならテレビや動画で見るアレなどというワイルドカードも使えるのですが。時代物や異世界物では、その世界にあって違和感のない言葉しか使えませんので、間延びしがちになります。

    >自分のことを自分で決められる
    お気づきになられましたか。菫は劇中、いつも他人に運命を左右されています。そんな彼女は最後までそうなのか、っていうのは隠しテーマの一つです。(隠してるつもりなのは私だけな気もしますが)

  • 第44話:寄せる想いへの応援コメント

    いいですね。私もこんな風に小説を書いてみたい。恋愛を書くのなら、恋情を書き上げなければならない。それにリアルな説得力も欲しい。何よりもロマンチックだ。藤となった彼女、姫となった彼女、こういうの、好きなんですかね。これから、本当の愛を知って欲しいですが。


    ◇◇◇以下、削除しても大丈夫です◇◇◇
    五月末日、私の拙い二作の落選を知りました。今冬、がんばるしかないですね。落ちたら、またチャレンジです。はー。ある意味切ないです。🐰

    作者からの返信

    続いてこんにちは。
    仰っていただけたような内容になっているならいいのですが、自分ではどうにも採点が難しいです。世間的に一つ上に見られるというのは、誰しも少なからず願望としてあるだろうと思います。
    菫は愛を知れるんでしょうか。

    コンテスト、お疲れ様でした。ものすごく当たり前のことを言いますが、入選するまでは必ず落選します。いつか終わりの来る繰り返しの一つが終わった、と。私はいつもそう考えます。
    なぜなら宝くじなどのように運によるものでなく、トライアンドエラーだからです。続けていれば、必ず何かの結果は出ます。もちろんそこまで続けることにも、努力や運が必要です。
    その期間を短くするにはどうすれば良いか。それが目標値を設定します。

  • 第43話:対面のときへの応援コメント

    正に対面のときですね。藤と言うのをとても気に入りました。でも、菫さんですよ。口癖のうんも言えませんね。東宮のこの方のご登場が、素晴らしくときめきます。いや、私がですよ。菫さんはどんな気持ちなんだろう。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    藤も綺麗ですよね。掃除のこととか考えると、手間のかかるものだなぁとか思っちゃいますが。
    東宮の登場、ときめいていただけたなら何よりです。菫は「え、あ、うん。うえぇぇ??」っていう感じですね。

  • 第46話:届いた文への応援コメント

    椿彦めちゃくちゃ素敵なんですが……!(ちょろい
    たぶん、幸せになれるとは思うんですよ。きっと大切にしてくれる。
    でも、菫の心は動き切らないんですよね。重石のようになっている、何か大切なことがある。
    ちゃんと向き合ってから、決めた方がいいですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    おお……すずめさん陥落。
    菫はなんだか怖気づいてますね。仰るようになにか引っかかって、これでいいのかと思っているのかもしれません。向き合おうにも菫自身、なにがなにやら分からないわけですが。
    雲が気になることを言い始めていますけれども、関係があるんでしょうか。

  • 第45話:椿彦の懸念への応援コメント

    菫が何かをやらかした、というのは、進ノ助がゲロったことでもありましたね。
    たぶん、そこに重要な何かがある気がするんですが、なかなか想像もつきません。
    何があったとしても、椿彦は守ってくれる人だと思います。菫の本心は、どうなるのかなぁ。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >菫が何かをやらかした、というのは~
    その通りなのです。椿彦の言うのは、あくまでも菫の表情などから察しただけですけれど。重要な何か、があるんでしょうか。

    とは、さすがにもう白々しいですね(笑) 物語最後の山は、その何かにあります。椿彦と狗狼と、菫本人と。その事実を知ったとき、それぞれどう感じ、動くのか。ドラマとして楽しんでいただければ良いのですが。

  • 第44話:寄せる想いへの応援コメント

    椿彦は、やっぱり椿彦だった。
    あの時感じたときめきが瞬時に戻ってきたような感覚になりました(*´Д`*)
    菫のことに気付いてくれて、また会いたかったと言ってくれて、これまでのことも誤魔化さずにきちんと知ろうとしてくれている。
    完全に素敵すぎるので、もうこのまま嫁いでも良いのでは(手のひら返し)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    椿彦は男前です。飛鳥というこの国の皇子にして、超絶思いやりの人なのでした。押しの強さも弁えていて、頼れる人とはこんな感じかなという理想に近い人物です。
    そんな彼に、既に求婚されたような菫ですが。なんとすずめさんが早くも陥落ですか。ゆくゆく帝の妃になるのも、たしかに幸福なのかもしれません。
    果たして菫はどうするんでしょうか。

  • 第43話:対面のときへの応援コメント

    乙名と東谷の纏め役が話しているのは、進ノ助のことですかね。ずいぶんなことになったんですね。

    そして、東宮。
    まさかここで彼と再会するとは。
    一度はときめきを覚えた相手、菫の気持ちはどう動く?!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    はっきりそうとは言っていませんが、他に当たる人物もなく。そうです、進ノ助の現在はそんなことになっています。
    以前に狗狼の言っていたことですが、仮に菫の恐怖を消すとしたら。東谷の住人に関わること全ての記憶を消す、と。
    で、進ノ助ですが。彼は菫に関する記憶の全てを消されました。それが彼に取っては……です。

    こちらもまだ確定してはいませんが、東宮はどうやら椿彦のようですね。一瞬の淡い恋心を抱いた相手です。そろそろこの物語も、エンディングが見えて参りました。

  • 第42話:運命の日への応援コメント

    わあ、素敵! 菫の襲だって! (^▽^)。菫さんの名前が、この旅立ちのシーン、運命をわかつ日の為にあったようだわ。それに、緋色の布などにも映えていると思いました。菫さんて、心遣いのとてもある方だけれども、今、もどかしくてたまらなくなっているのではないかな。本当に二人と別れて行くと言うのが、こうして形になって行く。自分の事ですが、結婚に際して、病気のまま町に一軒ある食堂で本当に両家の両親四人と本人同士だけでお食事をしました。父親同士が喋っており、私は猫の子かと思いました。疎外感ですね。狗狼も雲も菫にとっては肉親でもないのに、本当に丁寧に送り出してくれますね。これから、どうなるのか、とっても楽しみです。夜の更新、がんばってくださいね。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    菫色って、人それぞれイメージが違うと思います。私が思い浮かべるのは、ちょっと白味がかった紫。黄色に対してのクリーム色みたいな風合いの色です。
    菫に語彙がないので緋色の布と書きましたが、緋毛氈の上を歩いています。陽の撥ねる白い雪の上に、緋毛氈。そして紫の花を纏ったような菫。
    この情景を綺麗と思っていただけたら、この話数の役割りはかなり達成されています。

    旅立ちと言っても、まだお見合いみたいなものなので、また戻ってはきます。狗狼と雲の手をこれ以上わずらわせてはいけないと、菫は頑なに考えていますね。だからもどかしいと言いますか、不安な道を目を瞑って突っ走るような心持ちでしょう。

    結婚って、他人同士が身内になるという不思議なものですね。どうするのが正解とか、こうすれば必ず幸せとか無いものですし。人任せで居られないと言う人も、好きにしろというのが不安で堪らないと言う人も居るでしょう。
    過ぎたことをこれからに活かせればいいんですが、それもまた重荷だったりして。差し迫って困ることがなければ、過ぎゆくままに時間に任せるしかないのでしょうね。

  • 第42話:運命の日への応援コメント

    大好きな二人を女房装束に例えたくだり、すごく好きです。その衣をまとっていたら心強いはずなのに、胸に仕舞い込んでしまった気持ちが切ない。

    本当にお嫁に行っちゃうの?
    何か娘を送り出す母親のような気持ちになってきました……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    文章にしなかった、菫自身も気付いていない気持ちを察していただけて嬉しいです!
    菫は何か義務感のようなもので東宮との結婚に向かおうとしていますね。そのまま奥方となって、幸せになれるんでしょうか。東宮自身もどう思うんでしょうか。次回、ついに東宮が登場します。

  • 第41話:歌比べへの応援コメント

    切ないですね……せっかくのこういう機会なんだから、本当の気持ちを込められそうなものなのに、上手く言葉にできないような。

    海、三人で行けるといいですね。
    一人だけで暮らしてるなんて言わないで、三人で楽しい思い出をたくさん作りたいし、できればずっと三人でいられたらいいですよね。本当は。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    菫は狗狼と雲を前に、東宮との結婚をうまくこなそうとしているようです。それが恩返しと言いますか、気持ちに答えることだと。
    いつか海へ行くことがあるんでしょうか。狗狼は狗狼で、なんだか凝り固まった様子。誰も言葉にしない本当の気持ちが、それぞれにありそうです。

  • 第41話:歌比べへの応援コメント

    雅な歌を詠む会に参加する練習が、思わず切ない展開になってしまいましたね。海へは、いずれ行くのでしょうか。それは、誰と結ばれたあかつきにかな。

    作者からの返信

    やるせない、切ない雰囲気になってしまいました。この後、雲が空気を持ち直させましたが、お話の本筋とは関係ないのでカットです。
    海。行くんでしょうかね。そもそも誰かと結ばれるんでしょうか。

  • 第40話:暁に秘めた声への応援コメント

    『「お帰りなさい」と唇だけを動かした。』、ここ、愛らしいです。そして、とうとう仕組まれたお見合いのようなことが行われるのですね。菫さんの言動がとても気になります。またれよ、次回! と、言うことで、狗狼と雲には、一杯甘えて欲しい所です。『父に甘えた記憶はない』と断言できる、そして、母の記憶もない。複雑ながら素直に育った菫さん、幸せを願ってやまないよ。

    作者からの返信

    愛らしい。ですか、ありがとうございます。
    お見合いですね。実は狗狼がごり押しすれば、手順なく結婚も可能です。が、互いにそれでは悔いが残るかもしれないと、これは彼の配慮です。
    菫が幸せになれるか、というのはまた別問題ですね。

  • 第39話:山と話すへの応援コメント

    雲さんにも向いている狩りでの罠の作り方、面白かったです。ちょっと懐かしかったな。糸を蚕から得ると言う発想もいいですよね。案の定とあるように、菫さんは、雲が得意とするだろうとお誘いしたのかな。それから、リアルで私の通った所に、蚕糸の森公園がありました。

    作者からの返信

    続いてこんばんは。
    狩りの経験がおありですか?
    現代のヤママユガの繭はかなり貴重な物のようです。この世界では、それほど多くあるわけでないけれど、探せばあるというくらいに考えています。ので、菫としてはいつもの行為なのですね。

    菫は自分のことを知ってもらう為に、自分の慣れ親しんだ狩りを披露しました。案の定とは、天蚕糸を作る様子を見て、これなら罠を仕掛けるのも難なくこなすだろうと予想したのですね。

  • 第38話:新しい年への応援コメント

    狗狼は、どんな気持ちなんだろうね。菫さんを手放して寂しくなるのではないかな。それとも、また、こんな生贄がやって来るさと割り切れるのかな。東宮のもとへよこすと言うのは、父親か、恋人の気持ちに似たようなものがないのかな。雲は、好奇心旺盛で、付き合いがいいね。菫さんの寂しさを分かっているのでしょうね。今回、でだしの二文字が、びしっと決まっていて、よかったよ。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    狗狼のこれまでの言葉だけを拾うなら、菫はたまにある迷惑な生け贄でしかありませんね。自分が原因で捧げられたのだから、行く末を保証するのは義務、と。実際の気持ちはどうなのでしょうね。

    雲が付き合いが良いのは間違いないですね。表面には現れない気持ちや配慮もありそうですけれど。
    お褒めの言葉、ありがとうございます。

  • 第40話:暁に秘めた声への応援コメント

    本心が漏れましたね。
    帰る場所もなくしてしまったし、どこの誰かもわからない人のところへ嫁ぐのはますます心細いですよね。
    この温かな祠が、終のすみかであったらいいのに。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    菫の本当の気持ち。でも東宮の妻になるというのも、別の意味で本当の気持ちなのですよね。狗狼や雲に心配をかけまい、ということで。
    傍目にはそんな無理は良くないと分かるのですが、当人が気付くきっかけはないものでしょうか。

  • 第37話:大切なものへの応援コメント

    菫さん、つよくなったのかな。でも、無理していないかな。本当に東宮の所へ行くのが、大切なものを守ることになるのかな。ともあれ、第二幕、ご執筆お疲れ様でした!

    作者からの返信

    菫が強くなった、わけではないかもですね。こゆきさんが疑問に思ってくださることを、彼女はあえて選んでいるように見受けます。

  • 第36話:救いの手への応援コメント

    ラスト、『幼馴染は床へ』とありますが、既に進ノ助は、幼馴染などといいご身分でもないと思ったりしました。もっとd、天罰が下るがいいと思いましたが、『殺した』と言うのがまた、気になりますね。菫さんが何を殺したと言うのでしょうか。

    作者からの返信

    続いてこんにちは。
    進ノ助になにが起きているかここまでのお話に伏線があります。
    まあ主人公は菫なので、またどこかでその後も語られるやもですね。

  • 第35話:服わぬ男への応援コメント

    んーーーーー。嫌い。一番酷い。長持のことを思い出して、背中がざわめくよ。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    超絶自分勝手な進ノ助です。お察しでしたでしょうけれど、彼がこの物語の最大のヒールでした。
    あくまで恋愛ストーリーなので、進ノ助について云々はあまり長引きませんのでご容赦を。

  • 第39話:山と話すへの応援コメント

    ずっとやってきたことだから、身に染み付いているんですね。
    それなのに記憶の欠けた部分があることが不思議にも思えるほどだし、村に戻れないことを改めて哀しく感じます。
    雲さんとの遊びで、上書きできるでしょうか。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    菫の日常を覗く回、というところでしょうか。村へ戻れないのは事実で、その一点はどうしようもないのだろうと思います。それだけに菫にとって大切なものとは何か、当人が再確認する必要があるのかもしれませんね。

  • 第38話:新しい年への応援コメント

    あああ、この、ほのかな恋心がたまりません(*´Д`*)
    ゆきはさんのお話の、ふわっと香るくらいの恋愛感情の描き方が、ものすごく好きです!
    縁談、他でもない狗狼にまとめてきてもらうのは、そりゃあ複雑でしょう。
    雲さんとはすっかり仲直りできて良かったです。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    そしてもう一度、ありがとうございます!
    この物語に限りませんが、主人公が自分でも気づかない段階から、段々と気づいていく過程が尊いと思っております。なので分かりにくいだろうなぁと思いつつ書いている面もありまして、それを好きと仰っていただけるのは恐悦至極です。

    狗狼にも雲にも、小さな、そして難解な疑問を抱きつつ。二人を信じようと決めた菫。どのような縁談になるのか、傍で見ているこちらが苦しいですね。

  • 第34話:乙名の芸への応援コメント

    乙名、まだつかめない所があるようで、ミステリーな感じの方だなと思いました。

    作者からの返信

    乙名さん。現実に日本に存在した役職で駄洒落ではないのですが、大人な人物です。あれこれ言ってますが、当人の言う通り全て勘です。
    鋭い人物ですね。

  • 第33話:初めての町への応援コメント

    振り返ってみれば、菫さんの行動は、あれでよかったのかと。深く悩みますね。元の祠に戻るすべはないのか。戻らなくなって幸せを逃した話が多くありましたが、菫さんの場合は、どうなるのか?

    作者からの返信

    大きなことも小さなことも、その行動が正しかったか判別するのは難しいですよね。自身のことであればなおさら。
    どこかの時点で正しい、あるいは間違っていたと結論付けても、また時間を置くと変わることもあります。
    今回は果たしてどうだったんでしょうかね。

  • 第32話:祠を後にへの応援コメント

    雲にも悪気はなかった。菫さんの望んでいることだと思った。けれども、好きではなくても、命まで取られるとは思わなかった。進ノ助には、恋慕はないだろう。責任。責任感で、東谷を目指すのか。切ないシーンです。

    作者からの返信

    責任感。菫の抱く感情を言葉にすれば、近いものだと思います。その言葉一つではなく、絡み合いすぎて当人もわけが分からないと思いますけれど。
    切ないシーンと感じていただけてありがたいです。

  • 第31話:決裂への応援コメント

    菫さんは、進ノ助に去って欲しかっただけなのでしょうね。少々メデューサの石化を思い出しました。氷塊が砕けたのに、ハートが残っていたら意思が残るとか、あったら、怖いね。

    作者からの返信

    続いてこんばんは。
    そうですね。黙って去って、菫と関わらないでほしい。というのが希望ですね。メデューサ、なるほどです。

  • 第30話:荒れる冬の雲への応援コメント

    雲さんを怒らせてしまいましたね。菫さんに随分と優しいので、その反動もしかり。色々と世話焼きな雲さんに、正体をあかしてまで、締め上げられるとは、生きて帰れるか分からない位の恐怖を味わうでしょう。二度と来なければいい。進ノ助め!タイトルの冬を回収しましたね。まだ終わらないですが。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    雲さん、怒りましたね。とうとう進ノ助に鉄槌が下ります。生きて帰れるか……ですね。
    物語はまだ第三幕を残しております。

  • 第37話:大切なものへの応援コメント

    狗狼の安心感がすごい。館から飛び出していく描写、解放感が気持ちよかったです。
    ちゃんと帰ってこられて、雲さんの胸に飛び込んでいけて、心の底からホッとしました。
    でも、本当にお嫁に行くの? それでいいの?

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    狗狼はさすが神さまっていうところでしょうか。普段落ち着いた素振りをしているのに、天へ翔け昇って急降下。これは偶々なのかなあ、と思ったり思ったり。
    帰ろうと言われて、雲とも元通りのようですね。第二幕の終わりに、安心いただけてなによりです。
    自分の為にでなく、狗狼と雲を安心させる為に。この決心は、吉と出るんでしょうか?

  • 第36話:救いの手への応援コメント

    狗狼ーーー!
    助けに来てくれた!!
    もう、進ノ助は語るに落ちましたね。「菫が悪い」とは。
    しかし「殺した」というのが気になります。いったい何があったの?!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    救いの狗神さまです!
    進ノ助、あっさり菫を見捨てました。売ったというか。気になるワードも飛び出しましたが、まずは菫が無事で良かったです。

  • 第35話:服わぬ男への応援コメント

    あーーーこれは進ノ助、完全にアウトですね……
    このタイプの男と一緒になったら地獄でしょうよ……
    狗狼たちは、この様子を見てるんでしょうか? 誰か助けに来てーー!!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    三回目とか関係なく、即アウトですね……。
    ある意味での最低最悪な行動をさせたつもりなので、地獄とまで評価していただけたのは嬉しいです。
    狗狼は日暮れ近くまで、主上のところへ行くと言っていましたね。雲は出かけるときに言っていた通り、祠を離れられません。孤立無援――なのでしょうか。

  • 第29話:感謝の言葉への応援コメント

    雲さん、黙っていられないですよね! 進ノ助、場違いだから。行いが歪んでいるし。身勝手だし。占いか心理学の検査したら、マイペースって出るんじゃないかな。

    作者からの返信

    雲さん、保護者モードです。進ノ助について、仰る通りごもっともでございます。

  • 第28話:癒えぬ心への応援コメント

    「嫌!」
    とお返事をしたいです。

    作者からの返信

    いや!
    ですねー。

  • 第27話:祠の在り処への応援コメント

    オーギュスト・ロダンの地獄の門ではないけれども、その出入口となったのが、生贄となった長持だったのですね。一旦は、息を吹き返したかのように、元気と言う程までも行かないにしろ、はっきりとした菫さんの気持ちを取り戻した所で、又、入ると言うのも厳しい選択ですね。これから、もしも、祠を見るにとどまらず、東谷の人を見掛けたら、その心境はただごとではないでしょう。祠は、菫さんの心と言う漠然とした中にあるのではないかな。

    作者からの返信

    おやまあ、なにやら色々と鋭いですね。
    数週間で元通り元気に、というのも難しい出来事がありました。そう思えばかなり復活していると作者は思っているのですが。

  • 第26話:夜の思索への応援コメント

    妄想の菫ちゃん。可愛いね。他にやることも少ないんだろうね。私が菫さんなら、進ノ助はトラウマだよ。
    >ありがとう、雲。大好き
    ここ、かなり可愛いんですけれども。
    菫色、すみれって、すみれって……。お弁当を持って、狗狼が居なくなってしまいましたね。全体的には、雲といる時間が長く感じられます。悪くもないよ。狗狼が特別な感じがするって事かな。

    作者からの返信

    進ノ助はトラウマだと思いますよ。
    菫を可愛いと言っていただけるとありがたいです。なんと言ってもヒロインなので。

  • 第25話:おせっかいへの応援コメント

    記憶を消す記憶が菫の記憶を助長させている気がする。好きな男と聞いて、椿彦とは、あ奴は、もうダメダメじゃな。うーん。拵えてもいいのは、お料理で、お子様はあてはまるのかい、雲よ。菫の頬は、きっと産毛があると思う。桃という果物、やわらかい感触に撫でると、ちくちくした覚えがあるから、桃みたいではない餅のような頬なんだろうね。雲さんは、子どもがいたんじゃないかな。

    作者からの返信

    続いてこんばんは。
    おや、椿彦がダメダメですか。雲も立場上、言えることとそうでないこととあるようです。
    そうですね、菫のほっぺは産毛があると思います。柔らかくて、ちくちくしないのが。

  • 第24話:好物とはへの応援コメント

    歯固めって、懐かしい響きだな。鏡開きは、いつの時代の設定でこの日なのでしょうか。今と異なりますよね。太陰暦との違いかな? 菫さんと雲さんは語り口が一貫しているけれども、狗狼は、独特だけれども、口数が少ないせいか、特徴がみられないのは、周囲に対して臨機応変だからでしょうか。狗狼って、照れ屋さんですね! もっちもちな関係なりねw

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    鏡餅の起源はここで書いた通りに歯がために使うようです。

    この日は師走。つまり十二月の二十八日ですが、鏡開きでなく餅つきです。狗狼や菫がつまみ食いしているのは、鏡餅とは別の丸餅です。

    狗狼はそもそも口数が少ないほうですね。菫の前ではさらに、というのもあります。
    その理由は、物語が進むと明らかになるかもですね。

  • 第34話:乙名の芸への応援コメント

    乙名さんは、誠実で信頼のおけそうな人ですね。洞察力に優れて、機転もききそう。進ノ助もこういう人が近くにいるなら、見習ったらいいのに……笑
    狗狼たちの元へは帰りづらいし、何となくここに少し留まる感じになりそうですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    見習ったら……ですね、本当に(苦笑)
    進ノ助のことなので、たぶん虎の威を借るコンコンチキだったのかなぁと思います。優れた人の近くに居ると、自分も同類に思えるっていう。

    旅籠ではありますし、しばらくごやっかいになることは出来るんでしょうか。少なくとも進ノ助は東谷に戻るわけにいかないでしょう。菫の行動やいかに。

  • 第33話:初めての町への応援コメント

    それまで安寧の地だと思っていた場所が遠く思えますね……
    ここで休憩してしまったら、更に戻りづらくなりそう。
    いろんなことが地に足のついていないような感じで、不安感がすごいです。どうしたらいいの(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    信じていたものが突然に揺らぐって、苦しいですよね。本当は進ノ助と同じ出身の菫がお姫さまと言われたり、ちょっと口を利いたら手の平を返されたり。悲しくてたまりませんね。
    不安から抜け出す出口はあるんでしょうか。

  • 第32話:祠を後にへの応援コメント

    良かった、生きてた……もう、さっさと送り届けて帰りたいですよね。
    進ノ助には効きすぎた薬になったはず。

    村の近くまで行くんでしょうか。
    どうか何事もありませんように(><)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    はい。進ノ助は生き返っ――生きているようです。自分の死そのものを見て、かなりのダメージを負ったようですね。
    菫も律儀なものですが、仰るようになにもないことを祈ります。

  • 第31話:決裂への応援コメント

    おおおお……この、気づいたら地獄の沼に沈みかかっているような展開、素晴らしいですね……!
    これまで良き理解者だと思っていた雲の、血も涙もない残忍な一面。
    もう忘れてしまいたい進ノ助のことを、二度と忘れられなくなってしまった出来事。
    これは辛い……心がひび割れそう……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    素晴らしいなんて、嬉しいです!
    菫はそんなことを言っていられる状況ではないですが(汗

    人? が違ってしまったような雲。菫の考えるような理由なのか、それとも??
    狗狼の居ない祠で、とんでもない事態が続きます><;

  • 第30話:荒れる冬の雲への応援コメント

    うおお、スカッとしますね!
    雲さんが言いたいこと全部言ってくれた!!
    歳神の娘。それは不思議な力もあるはずですね。
    進ノ助、さっさと引き下がっておけば良かったものを、本格的に逆鱗に触れてしまいましたね。あーあ。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    歯に衣着せぬ雲さんの、本音しかない口撃が炸裂です。それでも自覚のない進ノ助には、なかなか通じなかったようですが。
    狗狼の言っていた冬を司る存在というのが、どうやら雲の正体のようです。
    たたりというものを知っているか、とは。私が言われたらそれだけで腰を抜かしそうなことを言っています。いったいなにをするんでしょう(;^_^A

  • 第29話:感謝の言葉への応援コメント

    進ノ助は、彼なりに菫を大事にしたいんでしょうけど、ちょっともう無理ですよね。
    菫自身の気持ちというものに、考えが及ばない。
    やっと雲が来てくれたー。゚(゚´ω`゚)゚。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >菫自身の気持ちというものに、考えが及ばない
    まっこと仰る通りでございます。雲も「好き勝手だねえ」と文句をつけながら登場したくなるわけです。
    でもこれまたその通り、やっと、ですよね。きっとあの世から見えていたはずなんですが。

  • 第28話:癒えぬ心への応援コメント

    ウワァァァ……よりによって一番会いたくない相手に見つかってしまった……
    このまま村に戻れるわけもない。
    雲さんと狗狼はどこからか見てるんでしょうか。助けてー!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    雪のやんだ翌日、進ノ助はすぐに山を登ってきたみたいですね。タイミングがいいというか悪いと言うか……。
    元々腕力で敵わない相手で、菫は腰抜け状態です。いったいどうなってしまうのか。

  • 第27話:祠の在り処への応援コメント

    大前提として、菫の肉体は今どういう状態なんでしょうね。あの世にいて、現世からは見えないのは、魂だけということ……?
    うわぁ、いろいろ気になる……!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    そうですね。雲は大丈夫と言うものの、あの世と言うからには――という部分がありますね。
    たぶんそれも、間もなく分かるのではと思います。
    密かに色々と風呂敷を広げておりますけれども、そろそろ中身が見えて参ります。

  • 第26話:夜の思索への応援コメント

    雲さんは、何者なんでしょうね。
    ずっとそばにいてほしい人だし、彼女もそう思ってくれているようですが、内側にはもっと強い気持ちがありそうです。
    それが何なのか現段階でははっきりしませんが、離れていってほしくないとだけ強く思います。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    雲さん、菫の最大の味方になってくれたみたいです。そうなった理由ももちろんありますが、もう少ししたら分かるかもしれません。
    ずっと仲良くしてほしいですね。

  • 第23話:大祓えへの応援コメント

    師走のひととき、冬のしたくの一つ一つが、細やかでいいですね。肩車もまた、恥ずかしく、私が照れます!

    作者からの返信

    中世以前の行事って、文献がなかなかないので調べるのに苦労しますね。
    肩車というか、肩乗りインコ状態というか。

  • 第22話:狗狼の仇敵への応援コメント

    私からも、ありがとう……。

    作者からの返信

    こちらこそありがとうございます。

  • 第21話:伴わない理由への応援コメント

    ええ! 面白い展開になったわ!

    作者からの返信

    それは良かったです。

  • 第20話:山神の作業場への応援コメント

    とてもいいテーマだと思いました。描写も好みで丁寧だと思います。ここではないのですが、少々数字で表すのが、私には気になりました。男性が事故などのときにインタビューを受けると、よく何メートル先の交差点などと言いますので、それだけの違いかな。とにかく、やはり神様は、命をいただいたりするにしても丁寧ですね。

    作者からの返信

    続いてこんばんは。お褒めの言葉、ありがとうございます。
    度量衡は和風な匂いをさせるものというのと、舞台が山の中なので目安にする物がないという理由がありますね。
    この話数に限って言えば、作業場がほぼ正方形で、いかにも人為的に作ったと描写している意味もあります。

  • 第19話:目利きの火への応援コメント

    火で心をよむのが面白いですね。菫さんの心も分かりやすく描かれていて、読みやすいです。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    占卜みたいなイメージです。

  • 第25話:おせっかいへの応援コメント

    日常が落ち着いてきたから、そろそろ身の振り方を考えなきゃいけない……
    でも今、菫が目で追っているのは、喜ばせたいと思うのは。
    菫自身はぜんぜん気付いていませんが。
    私もおせっかい焼きたくなってしまうー( ´∀`)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    思いがけず得た平穏の担い手。どうしたって何らかの感情を持ってしまいますよね。もちろん物的欲求とは離れたところでです。
    その二人を観察していた雲ですが、ちょっとウズウズしてきたみたいです。
    そしてなんと、すずめさんまで??
    燃え上がってしまったらどうしましょう(笑)

  • 第24話:好物とはへの応援コメント

    菫は餅を食べたことがなかったんですね。
    つきたてのお餅は最高でしょうね……この時間になんという飯テロ……(*´Д`*)
    菫に対してちょっと不器用な感じの狗狼が可愛らしいです。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    菫の住んでいた東谷では、狩った獣の肉と僅かな畑の作物を食べていたので、米や雑穀に分類されるものはほとんど食べていなかったみたいですね。
    なので、ほかほかごはんやお餅が極楽の食べ物に思えるようです。

    メシテロメシテロ。狗狼は間接キスに照れているみたいですね。見た目の雰囲気と違って、うぶなんでしょうか。

  • 第23話:大祓えへの応援コメント

    一緒に豆の筋を取ったり、大掃除したり。
    三人で家族みたいで、何気ないけれど良いワンシーンでした。
    雑談的に挟まれる歳神様の話も、生活の中で自然に根付いた信仰という感じがして、良いですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ドラマティックな中にある日常って書いている私が好きで、あれこれ書いてしまいたくなります。でも退屈な場面になったら良くないなと、どれだけ書けばいいのかいつも迷います。
    良いワンシーンと言っていただけて嬉しいです!

    自然に根付いた信仰、ですね。そんな話を本物を知っているであろう神さまとしてるって、菫にはなかなか貴重な体験かもしれません。

  • 第22話:狗狼の仇敵への応援コメント

    狗狼が死んだのは、互いに生きねばならない命の駆け引きの中でのことだったんですね。少なくとも、一方的にやられたわけではない。
    だからなのか、狗狼がその人や人間全体を憎んでいる感じはあまりない気がします。
    今の彼が狗神という立場に抱く違和感は、「自分も他の命と同じく、ただの一個体だったのに」というところにあるのかな、と。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    猟師の男に対して、憎む気持ちは間違いなくあったようですね。でも同時に、その反対の思いもあったのかなと思います。
    その度合いや、人間全体に対してどうなのか、まだこの後で出てくるやもしれません。

    どこにでも居る狼の一頭に過ぎない。しかもそれは他の獣を狩る、この土地の生態系の頂点。
    狗狼が皮肉と受け取ったようですが、菫や雲はどう思うのでしょうね。

  • 第21話:伴わない理由への応援コメント

    ただ義務として面倒を見てくれるのだとしても、簡単なお礼の一つくらい受け取る権利はあるはず。
    神様ならば尚のこと、感謝の念みたいなものは力になりそうなイメージがあります。

    おぉ、狗狼の過去が!
    続きも楽しみです!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ですよね。菫もそんなことを思ったり思わなかったりですが、頑なにお礼を拒む理由はないのではという気がしてしまいます。
    感謝の念が力になるというのも、然りです。

    次回、狗狼の昔語りです!

  • 第20話:山神の作業場への応援コメント

    >それはきっと、狗狼が狼だから。
    記憶は失くしても、感覚として狼を大切に思う心が残っているのかもしれませんね。

    山神様であっても、身内のことは自分の手で行う様子に、人間らしさを感じました。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    きっとそうだと思います。心の奥底に染み付くような気持ちが菫にはあるのでしょう。
    狗狼もまた。以前は嫌いだったのに今はそうでもない人間、の為にどうして手間をかけるんでしょうね。

  • 第19話:目利きの火への応援コメント

    例え進ノ助が心から反省していたとしても、彼がしてしまったことや菫の心に残った傷は消えませんもんね。
    もう触れたくないという気持ち、分かります。許す許さないの問題ではなく。

    彼の一世一代の覚悟を焚き付けた火は、一食分の焼き魚の仕上げで終わる。何とも皮肉です。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    そうなんです。許せるかどうかではないんです。そんな菫を捕まえて「返せ」と言われても……なのですね。

    弓こそ無事でしたが、仰る通りに皮肉な結果となりました。ただ、このままでは終わらないかもしれませんね。

  • 第18話:疑問と答えへの応援コメント

    雲さんは、狂言回しと言いますか、司会進行役をつとめている感じもありますね。内面を表現するときは、「――菫さんの一人称語り」があり、一人称と組み合わせて不思議と読みやすい文体となっていると思いました。所で、今回再び記憶の話が出て来ましたね。進ノ助と会ってしまっては、様々に思いめぐらせるものもあったことでしょう。悪役として捉えておりますよ。菫さんは、登場して来た頃より、場所が変わったせいか、活気が減った気もしなくはないです。明るさと言うものが、生贄にされて、奪われてしまったような感じです。それもそうですよね。人間不信になります。それ以外のものだから、ここで二人と怖がらずにして行けるとは限らないのですが、菫さんの気持ち一つですね。がんばれ、がんばれー!

    作者からの返信

    こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    雲はまあそうですね。祠について事情を知り、特に誰の敵でも味方でもない。よくある狂言回しのパターンではと思います。

    人称については「三人称単一視点」ですね。いわゆる神視点とは違い、登場人物中の一人の目線に固定して物語が進行する形です。誰の心情も語れませんが、目線を共有している人物だけは分かります。
    ので、モノローグにはなっていないと思います。あくまで菫が思った(声に発しなかったセリフ)ことです。

    進ノ助はまだ登場しますが、どうなるでしょう。往年の「卒業」ばりに、ヒロインをかっさらうんでしょうか。

    菫の活気は、あったらおかしいだろうと思って書いています。もっと明るい菫にしてあげたいんですが、我慢です。
    狗狼と雲と進ノ助と、椿彦や蕗も含め、結末がどうなりますやら。がんばれー。

  • 第18話:疑問と答えへの応援コメント

    菫の忘れてしまった記憶は、狗狼がそうしたということなんでしょうけど、それが『罪』と何か関係のあることかしら……とあれこれ想像しています。狼と会話?してましたもんね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    菫の推測は仰る通りのようです。でもそうする機会がなかったので、違うのではと思い直していますね。
    仮に事実だったとして、菫に罪なんて――ですよね。果たして事実は、いったいどちらなのか??

  • 第17話:願いの対価への応援コメント

    進ノ助は不器用ですよね。
    狩人にとって弓は大事なものだろうし、今回持ってきたのが無駄な装飾のついたものであったという点が、彼の心境を象徴的に表しているように感じました。

    もちろん人一人の対価としたら軽いものに見えてしまうので、狗狼の冷たい対応も当然なんですが。
    弓が、というか、弓に乗せられた彼の後悔や覚悟が、それじゃちょっと気の毒だなと思えました。
    例え菫が二度と故郷に戻りたくないのだとしても。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ですね。進ノ助はとても不器用です。時代というか土地の風俗的に大人の扱いをされてますが、まだ十六歳ですしね。
    無駄な装飾のついた大切な弓。仰るようにかなりの想いが篭っていそうです。

    このままバッサリでは、たしかに気の毒ですよね。狗狼がどう捉えたのか、進ノ助自身がどう考えているのか。また物語に出てくるかなと思います。

  • 第17話:願いの対価への応援コメント

    進ノ助は、その弓を持って来た所から、そして、待つことも少なく帰って行く様からして、気に入らないです。菫さんの気持ちを二度にわたって踏みにじっていると感じられます。この祠、狗狼も土足で同じことをしているとも思います。所で、名前を打ち出すときに、天狗、おおかみ、と打って、狗狼と出しています。作者様がお考えになった名ですが、天狗から何かインスピレーションを得た所はございますか。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    そうですね。事情はあったようですが、自分の犯したことに対して軽すぎるように見えます。雲がそのように感じたみたいですね。

    天狗はなにも関係ありません。
    狗神という言葉がちょいちょい出てくる通り、狗は「いぬ」と読みます。
    狗とは犬のことなのか、狼をも指すのかという話を始めると、本が一冊書けてしまうので割愛します。
    天狗のほうを言いますと、最初はその天狗こそが四本脚の犬のような姿と考えられていたようです。それが時の経過とともにあれこれと逸話が付け加えられて、今日考えられるような姿になったそうですよ。だから狗の字が当てられているわけです。

  • 第16話:狗神の仕事への応援コメント

    雅やかなこと、例えばお菓子などのわくわくする経験がありました。ですが、狗狼のこれまでのことがつまびらかにされて行きましたね。菫さんが何も感じない訳はないと思います。少し、椿彦のことを考えていたのが、気にかかる存在なのだなと思っていたのですが、この押し黙って苦労を背負っている狗狼も気持ちが傾いているのかなと思いました。所で、ここへ来て、ヤツが現れるとは、私は悔しい気持ちです。記憶を取り戻さなければいいのですが。

    作者からの返信

    こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    祠での菫の日常。新たな経験。狗狼に纏わる新しい発見。
    椿彦は、気にかかっていますね。以前の菫にとって、彼に関してはマイナスがないから。

    そんな中への進ノ助。なにをしに来たんでしょうね??

  • 第16話:狗神の仕事への応援コメント

    人間に殺されたのに、人間のいる世を上手く世話しなくてはならないのは、何だか理不尽ですね。
    そんな神様のところへやってきた、進ノ助の願いごとが何なのか気になります。その内容によっては、狗狼がどう応えるのかも。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >人間に~何だか理不尽
    ですよね、そう思います。
    主上には逆らえないとか、別にメリットがあるとか、なにか理由があるのかもしれません。

    進ノ助。どうやら一人で来たようです。願い事なんでしょうかね。菫が居ることにも気付くんでしょうか。

  • 第15話:都の風景への応援コメント

    狗狼の人間型はワイルドイケメンなんですね(*⁰▿⁰*) 椿彦とはまた違うタイプ。
    雲さんの術を通して見る貴族の世界は、そうでなくとも遠く手の届かない夢のようですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ウルフフェイスです(キラーン
    現代からすると地味で暗い宴なのですが、少しでも雅やかに受け取ってもらえていたら幸いです。

  • 第15話:都の風景への応援コメント

    雲の見ている世界の共有と言うのが面白いビジョンでした。それに、雅やかな様子が、上の土間や様々な調味料があったりするリアリティーから、かえって、浮世のことかと感じられました。絵巻物みたい。

    作者からの返信

    バーチャルリアリティー的なイメージで菫に体験してもらいました。一部、時代設定からはみ出してますが、平安の雰囲気は出したいと思っております。

  • 第14話:新しい日常への応援コメント

    いいなあ、どんな料理にも、言い方一つだよね! 今日は娘が青椒肉絲を作ったけど、パパと兄から一言あったのよ。それって、加減が問題だよね。

    作者からの返信

    言いかたというのは大切だなと思います。よく考えてこれでいいと思っても、想像しない受け取り方をされることもあって難しいですが。

  • 第13話:何者になるかへの応援コメント

    第一幕、ご執筆お疲れ様です。そうか、記憶はよく生活に関わることは、言語など大丈夫だったりしますものね。椿彦のことも忘れてしまうのかな。それより、本当に、下へ行くのかな?

    作者からの返信

    労いの言葉、ありがとうございます。
    現実の記憶喪失などでも、言語まで失った例は少ないのではと思います。
    下へ行く? 今話についてでしょうか??

  • 第12話:狗狼の勧めへの応援コメント

    聞きたくないもの程聞こえたりするものです。東宮とのお話、そこへもって行かれるのですか! 面白いですね! でも、この二人とはどうなるのかな?

    作者からの返信

    続いてこんばんは。
    聞きたくないものほど~というのはたしかにありますね。
    ここでようやく東宮との関わり登場です。褒めていただいてありがとうございます。